中之島公園の猫たち-SAVE THE CATS IN NAKANOSHIMA PARK-
PR
カレンダー
プロフィール
中之島タキシード
大阪・中之島公園から我が家にやって来た元野良猫タキシード。 彼女が工事で閉鎖中の公園に取り残された仲間を救うために、ブログを立ち上げました。 すべての猫たちが救われますように!
サイド自由欄
バックナンバー
< 新しい記事
新着記事一覧(全1201件)
過去の記事 >
秘書たちがお当番の土曜日 ここ最近、すごく暖かな日もあれば かなり冷え込んだ日もあり 雨が降ったり、ヒョウが降ったり… 何だか、不安定なお天気が続きました 「あのぅ・・・」 「・・・」 お天気がよくない日 仲間たちは、電池が切れたように 動かなくなります ごはん前だけは いつも通りの騒ぎが起こるけれど いざ、お腹が満足したら ほぼ全員、定位置に戻り うつらうつら そのまま、秘書たちの姿など 見えないかのように 寝続けてしまう仲間たち 「また、やる気なしか・・・」 「なしだね・・・」 猫科の動物は 狩りができないお天気の日には 無駄に動いて、体力を消耗させないように 寝て過ごすといわれます その習性が残るからか ドライフードと缶詰が主食の仲間たちも 無駄に動いてなるものかと 思うのかもしれません かく言う私も、仲間たち同様 不安定なお天気だと眠くて仕方ありません そんなこんなで 眠そうな私や仲間たちの写真は 現在、我が家のハードディスク内に増加中 「どこもかしこも眠い子ばかり」 「まあ、仕方ないよ、人間も眠い時期だもん」 しかし、これも 何年か前なら考えられなかったこと 昔の私や仲間たちは 少しの物音で目が覚めたし 近寄られるだけで、すぐ動ける体勢をとったし そうするのが癖になっていました 無防備な寝顔や寝姿を晒すなど なかなかできなかったのです 私や仲間たちは 自分のテリトリーを ずっと大切にしてきました 自分が何度も確認し 納得した場所にいる時だけは 少し気を抜くことができました けれど、外で暮らしていれば いつ、何があるかはわからない… そんな時でも 自分の知り尽くした場所なら どこへ逃げればいいのか どこへ隠れたらいいのか いざという時、パニックにならずに動ける だから、自分のテリトリーでは 気を抜くことができたのです 特に、人とあまり接したことのない 仲間たちにとっては 自分の置かれた環境は、とても重要です 「猫の部屋」にやって来た当初 そんな仲間たちは 人が近くにいる間、ご飯も食べず トイレにも行かず 寝床に、もぐり込んだまま 中にいるのか、いないのかは カメラを寝床に突っ込んで、パチリ いつも、秘書たちは そうやって仲間たちの様子を 確認していました まず、最初にできるようになったのは 寝床から、顔だけを出して そばにいる秘書たちや周囲の様子を こっそり観察すること たまたま、観察中に 秘書たちと目が合うと 素早く、寝床に隠れてしまい さながら、モグラ叩きのようでした それを何とか乗り越えて 次にできるようになったのは 寝床から、外に出て こっそりではなく、堂々と観察すること まだ、ご飯を食べる時も トイレをする時もキョロキョロ 何だか、ぎこちない動きだったけれど… それまで、人の姿を見ただけで 隠れていた仲間たちにとって 姿を現していることだけでも 大進歩だったのです 「それが今じゃ・・・」 「同じ猫かと思うよね」 今も仲間たちにとって テリトリーが大切なのは 変わっていないのだと思います ただし、あの頃のような ピリピリした空気はありません かなり… いや、まったく… なくなっているかもしれません 私と仲間たちが いちばん最後にできるようになったのは こんな寝顔や寝姿を 見せられるようになったこと 少々の物音がしても 秘書たちが近くに寄って ジーッと見ていても 今では、起きることはありません 耳をすますと、聞こえてくるのは 穏やかな寝息やいびき 時々、寝言 「まあ、安心して寝られるなら・・・」 「寝かせて差し上げましょう」 こうして、どんどん増加する 変わり映えのしない写真 けれど、仲間たちの変化を ずっと見てきた秘書たちにとっては 案外、嬉しいものだと思います
「あ、でも、ちょっと待って」 「はい」 「ヤツら、ものすごーく晴れた日も寝てない」 「・・・ものすごーく寝てる」 結局、私も仲間たちも いつだって寝るものなんですよ だって、猫なんですから 猫 ボランティア・保護活動ランキングへ 人気ブログランキングへ ブログランキング参加中明日もまた、眠そうな写真が増加するかもしれません
思い出カレンダー 2019.08.13 コメント(7)
2018年の振り返りと… 2018.12.30 コメント(4)
終わらない夏 2016.10.07 コメント(1)
もっと見る