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テーマ:変な夢見ませんか??(843)
カテゴリ:日常生活
さて、前回の日記では またもや、ウチの第二秘書があんなことを… 確かに、突っ込みどころ満載で 私も個人的に、ダイちゃんと 一度、語り合ってみたいと思いましたよ けど、ふざけすぎてる ねえ、第一秘書も思いますよね 「私、昨日、夢見た…」 「おー、それ、久しぶりだね」 …はぁっ 「また、変な夢だった…」 「よしよし、その話、聞こうじゃないか」 まあ、聞いてもいいけど… 第二秘書、話の矛先を変えようとしてますよね 少しの時間があれば すぐに寝てしまう第二秘書 彼女が変な夢をみるのは、日常茶飯事 逆に、寝過ぎてしまうと 頭痛が起こる第一秘書は、短期集中型 夢も見ず、熟睡するタイプ けれど、そんな彼女でも ごく、たまに夢を見ます ただ、ちょっとホラーテイストの入った 変な夢ばかり 以前、日記でご紹介したのは タマちゃんになりすました別猫が表彰される夢 「今回は、茶白がさ…」 「ほほう、茶白が出てきたか」 「うん、全員ハムスターだったけど…」 「…へっ」 ここからは、夢の中のお話… お当番の朝、なぜか一人で 「猫の部屋」に行った第一秘書 いつものように 各エリアをまわって朝の挨拶 普段通りに騒がしい仲間たち しかし、茶白たちのエリアに入ったとたん 違和感を感じます 聞き慣れた声は、かすかに聞こえるものの 棚の上にも、窓際の猫ベッドにも ハンモックにも、姿は見えず… なぜか、部屋の中央に どんっと置かれているのは 特大の衣装ケース たぶん、どこのご家庭の押し入れにも ひとつはあるはずの あの透明なケースです ただ、普通の衣装ケースと違っていたのは 蓋の部分とケースの側面に 小さな丸い穴が無数に開いていたこと 「なんだ、コレ…」 恐る恐る、近づく第一秘書 近づくにつれ、少し大きくなる声 思い切って 衣装ケースの蓋を開けると… 中には、手のひらサイズの 可愛いハムスターが4匹いました 4匹のうち3匹は、茶白 1匹目は、大きな声で鳴き 2匹目は、シャーシャーと威嚇 3匹目は、すやすやと眠っていました そして、残りの1匹 4匹目のハムスターは つぶらな瞳の丸々とした茶トラ… 「う、うそだぁーっ」 急いで、衣装ケースの蓋を閉め 部屋を走り出る第一秘書 向かうは、作業場 連絡ノートと日誌を握りしめ 衣装ケースの横に舞い戻って 一旦、心を落ちつかせるために きちんと正座 そして、連絡ノートを開きました 「…ない」 連絡ノートを読んでみても 特に、何も変わったことはなし 衣装ケースのことも 中にいるハムスターたちのことも 誰も何も書いてはいない… 正座して、ノートを読む間も 始終、衣装ケースの中から聞こえるのは ドタバタ動く音と大きな声 「なんでっ子猫になるならわかるけど なんで、猫がハムスターになるっ」 訳のわからない状況に 頭を抱える第一秘書 しかし、冷静に考えると ここで、子猫になっているのも 充分、おかしいわけですが… そんなことにも気付かないまま とにかく、大きく深く深呼吸して 第一秘書は、再び蓋を開けてみました やはり、中には 丸い目を向ける3匹に、眠り続ける1匹 もちろん、全員ハムスター そのまま、人差し指を 茶トラのハムスターに近づけてみると 指をペロペロと舐め始めました 「…やっぱり、チャミだ」 威嚇していたハムスターは 大きくシャーと怒って 人差し指をぺしぺし叩きます 「チャオだ…ふふっ、痛くないよ」 大声で鳴いていたハムスター 腰は引けたままですが 指の匂いをかぎにきました 「間違いない、ダイだよね」 そして、眠っていたハムスターは 少し薄目を開けたくせに 近づけた指を両手で抱え込むようにして そのまま、またウトウトと… 「…ある意味、ねーちゃんはすごいわ」 変身した茶白たちを前に 頭を抱えていたはずなのに なぜか、癒されてしまった第一秘書 そして… 「あっ、朝ごはん、どうしよう」 「ひまわりの種かあ、野菜とか果物とかか」 「スーパー、行ってくるか…」 時々、指に噛み付く彼らを突っつきながら 第一秘書が考えていたのは ハムスターの朝ご飯 まあ、彼女にとって ご飯は、何よりも大切なことなので そこだけは、ちょっと冷静 とにかく、近くのスーパーで にんじんとリンゴを調達しようと決めた第一秘書 なぜ、赤いものばかりなのかは不明 這い出てこようとする4匹を押し戻し 蓋を閉めて、ふり返った瞬間… 「ああああ…」 そこに見えたのは 仲間たちの顔、顔、顔… 全員、食い入るように 第一秘書の横にある衣装ケースを見ています 普段、ご飯の支度をのぞいている時よりも 目をキラキラさせて 興味津々、嬉しそうな表情 1匹たりとも、視線を外さないばかりか どんどん増していく、目の輝き まるで、それは おもちゃで遊んでいる時のような… 「うわぁー、ダメダメダメー」 「コレ、茶白っねーちゃんたちだよっ」 「新しいおもちゃじゃなーいっっ」 「・・・・・・・どう」 「・・・・・・・どうもこうも」 はぁ… なんで、いつもいつも ウチの秘書たちときたら… やっぱり、ふざけすぎてます 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp ホントに、秘書たちには困ったものです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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