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テーマ:猫のいる生活(139065)
カテゴリ:日常生活
「…へっ」 「あの…どちらさま」 朝、「猫の部屋」に入ったとたん 秘書たちが目にしたもの それは、棚に鎮座する 新しい仲間 「キミは、もしや…」 「ほ、ホワイトタイガーくんっ」 体の大きさは、ビビくらい けれど、手足の太さは リリーくらい 白い毛並みのトラ模様 そう、仲間たちに混じっていたのは 幻のホワイトタイガー 「誰だこの子、保護してきたのは」 「あー、びっくりしたぁ」 リアルな見た目と大きさに 一瞬、ギョッとした秘書たち 思わず、苦笑 仲間たちは、案外 この子を受け入れていて 隣に並んで座ったり、寝そべったり 遠めに見ると 本当に新しい仲間が増えたようです 白い姿を見るたびに、ギョッとして そのたびに苦笑 この日、秘書たちは この子を見慣れるまで 何度も、ギョッとしていました けれど、仲間たちは この子が床に寝そべっていても 特に、気にする様子はなく いつもと変わらず 中には、匂いをかいで その挙げ句… 「ああっ、ひめが噛んだ」 「うーん、ホワイトタイガーの尻尾を噛むとは…」 その後も、いろんな場所に この子を移動させては 写真を撮っていた、第二秘書 案外、この子を気に入った様子 冷静な仲間たちと 楽しそうに遊ぶ第二秘書 寡黙で落ち着いた ホワイトタイガーくんには 果たして、どう見えたのでしょう… 「よし、白虎を茶白たちにも見せてやろう」 「びゃっこ」 「うん、白虎、この子の名前」 「あらら、名前付けちゃってるよ…」 名付け親の第二秘書 意気揚々と白虎を脇に抱えて 向かった先は、ネットの前 先ほどから、ずっと のぞき込んでいた茶白たち その目の前に グイッと白虎を差し出してみたら… 「ねーちゃん、珍しく耳を下げてなかった」 「…あれから近寄ってくれない」 21匹中、たった1匹だけ 過剰なほどの反応を返した、ねーちゃん まさか、白虎を本物だと思ったとか… あの、ねーちゃんだからこそ それもありえなくはない 「白虎や、ねーちゃんには近寄っちゃダメだよ…わかった」 「…」 その後、冷静な白虎に向かって しょんぼりした第二秘書が そう言ったとか、言わなかったとか… 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp 「しかし、白虎は、どこから来たのかな」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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