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テーマ:猫のいる生活(139074)
カテゴリ:日常生活
今年の春、「猫の部屋」に 新しく加わった仲間 やんちゃで甘えん坊のあんりと 臆病で人見知りのひめ 早いもので、彼女たちが来てから もう半年が経ちました 新しい環境にも 初めて会うお当番さんたちにも すぐに慣れた、あんり ただ、相変わらず 猫は苦手 同じエリアにいる茶白たちには いつも攻撃を仕掛けるので さすがの茶白たちも押されっぱなし かたや、怖がりなひめ 新しい環境にも 秘書たちやお当番さんたちにも まだまだ、おっかなびっくり けれど、仲間たちには興味津々 かなり早い段階から 「仲良くなりたい」という表情が 見られました 「あんりとひめは、足して2で割りたいね」 「うん、そしたら丁度いいぞ」 ひめの暮らす大ドミトリーは 現在、14匹で同居中 ちょこちょこと 問題を起こすヤツはいるけれど みんな、基本的に仲良し 最初のうちは 新しくやって来たひめを 仲間たちが受け入れてくれるかと 心配もしたけれど… いつも、代わる代わる ケージをのぞき込んでいた仲間たち 箱の中に籠もりがちの彼女に 「どうしたの」「早く外に出ておいで」と 声をかけているようでした そして、いつしかひめにも 耳を下げて、怖がっている時とは違う 嬉しそうな表情が、ちらほら 「しかし、ひめの好みがアレとは…」 「うーん、ヤツがモテる日がくるとは…」 そろそろ、ひめも ケージの外に出たいかもしれない 秘書たちが、そう考えていた頃 お当番さんたちから寄せられた いくつもの目撃証言 --- ひめちゃん、リリーが来たら箱から出てきます リリーが通るたび、ケージから手を出します --- 連絡ノートに書かれた目撃情報に 驚いた秘書たち しかし、その後 何度も、その光景を目にすることに… やって来たリリーに向かって これでもかというほど ケージの隙間から手を伸ばすひめ かなり、必死の形相 たぶん、秘書たちと一緒に 当のリリーも驚いていたはず そうなんです どうやら、ひめは リリーが気になるらしいのです 「ひめ、アレは、見た目は長くて大きいけどね…」 「中身は、永遠のガキンチョなのだよ」 秘書たちからのアドバイスも ひめにとっては、どこ吹く風 とにかく、リリーが気になる… それが彼女にとって どういう感情なのかはわからないけど 気になって仕方がないのです 今では、遠慮しながらも 外で寛ぐことを覚えたひめ 他の仲間たちとも挨拶を交わし 仲良く過ごしています ただ、今も彼女にとって 自分のケージが、いちばん安心できるようで 何かあれば、ぴゅーっと帰っていくけれど… やはり、リリーを見つけると すぐにケージから飛び出てくるのです 「ひ、ひめ…、リリーがちょっと困ってるよ」 「くふふ、モテたことないからね」 自分を見れば なぜか突進してくるひめ 後をついてまわられ 頭も体も、ごんごんとぶつけられて どうしていいのかわからず 困惑顔のリリー その顔は、今までリリーが 見せたことのないような表情で 毎回、笑いをこらえるのに必死な秘書たち もちろん、ひめは 笑われていることも気にせず リリーに向かって、猪突猛進 「ひめ、案外やりますな」 「コレ、なかなか面白い展開ですな」 これから、二匹がどうなるのか 皆さん、乞うご期待 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp ひめからの思いがけない猛アタックに お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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