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テーマ:猫のいる生活(139072)
カテゴリ:日常生活
ちょっとだけ、ほっこりしようと 部屋の真ん中に座ると… 必ず、近寄って来る いつもの三匹 いわずと知れたボス猫くーちゃん 説明不要の甘えん坊 最近は、猫嫌いもマシになり 友だちが少し増えたルナ そして… この夏も 目のまわりが白くなっている シャムちゃん この三匹、決して小さいとはいえません 押し合いへし合い、ぶつかって来ると 結構な破壊力 ちょっと写真を撮ろうとしても ぶれるわ、ぶれる… 「はいはい、わかりました…」 「あのね、私たちはね、腕が二本しかないんだよ」 三匹の共通した希望は、ひとつ 『撫ででください』 全員、秘書たちの手の近くに 頭やらお尻やらを押し付けてくる こうなったら どうあっても撫でるしかない まんまと彼らの作戦にはまる 片手に、くーちゃんの頭 もう片手に、シャムちゃんのお尻 そして、ルナの背中にくるっと腕をかけ… 猫三匹、人間二人 撫でるというよりは 何だか、ややこしいストレッチ状態 「おお、なんで、そっちに行くか」 「この体勢、ヤバイです」 それなのに、シャムちゃんは 毎回、謎のストレッチの輪から飛び出して 少し離れた場所に移動 そして、必ずふり返り… 目をキラキラさせたまま 秘書たちを、じっと見つめる その目に負けて、ずりずりとにじり寄り また、シャムちゃんのお尻を ぽんぽんしていると… 今度は、元いた場所へ ぴょんぴょんと移動 そして、目をキラキラ 「うう…」 「シャムちゃん…」 仕方なしに、またずりずりと近寄って 微妙な位置にいる彼女に手を伸ばしながら ぽんぽん、ぽんぽん しばらくすると、やっぱり 違う場所を目がけて ぴょんと飛び出すシャムちゃん ぽんぽん、ぴょんぴょん、キラキラ… そんな追いかけっこを繰り返すうちに 軽く、部屋の中を一周 「ああ…、もう降参です」 「ち、ちょっと休憩させて…」 しばらく撫でると 満足してくれるルナやくーちゃんとは違い 持久力のあるシャムちゃん 本当は、二周目、三周目と 追いかけてほしい… しかし、体力も持久力もない秘書たちは だいたい、一周でギブアップ 「ほ、ほら、もうすぐママが来るよ」 「うんうん、待ってようね」 その言葉に納得したのか 軽く運動を終えたシャムちゃんも しばしの休憩 そして、新しいターゲットが来る時間を 今か今かと待つのです 彼女が待っているのは、プーマままさん シャムちゃんは、いっぱい遊んでくれる プーマままさんが大好き 顔を見たとたん 再び、やる気全開 バリバリと高らかな音をたてて 毎回、歓迎の爪とぎ そして、やっぱり やって来るのは、くーちゃんとルナ ブラシやおもちゃを持ったプーマままさんを 三方向から、三匹が囲い込み またもや、謎のストレッチ状態 そして、さっきと同じ ルーティン開始 「ああ、シャムちゃん、Gパン破れる…」 「ママ、ガンバレ」 「負けるな、ママ」 部屋中、右や左にぴょんぴょん ずりずり、膝やお尻でにじり寄る プーマままさんをふり返って… 『こっち、こっち』 目をキラキラさせるシャムちゃん たぶん、かなり喜んでいる そして、絶対に面白がっている… なんだかんだいいながらも 秘書たちより、体力と持久力のある プーマままさん ぴょんぴょん飛びはねる彼女を 二周、三周、四周…と 追いかけてくれるから シャムちゃん、いつもご機嫌 「はぁぁ、しんど…」 「うーん、今日も元気に甘えてるわ」 「はいはい、お疲れさま」 やっと解放されたプーマままさんと 休憩しまくりの秘書たちが 何気なく三人で シャムちゃんを、ふり返ってみると… 「あ…、もう寝てる…」 「また、あんな変なとこで…」 「はいはい、こちらもお疲れさま」 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp シャムちゃんの『こっち、こっち』遊び お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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