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テーマ:猫のいる生活(139057)
カテゴリ:日常生活
ロマンの闘病が始まる前から 秘書たちは、週に一度 ある仲間に点滴をしていました 年末に受けた健康診断で 腎臓の数値が上がっていたゆうちゃん 若干の脱水もあったので 念のために始めた点滴 ゆうちゃんは、すぐに 秘書たちが打つ点滴にも慣れました いつも、まわりを見渡したり なぜか喉まで鳴らしたり 毎週、不思議な余裕さえ感じるほど ご飯も食べるし、お水もよく飲むし お薬も嫌がらない優等生 年明けの再検査では 数値も少し改善されて 経過は良好 その後も、ゆうちゃんは 優等生ぶりを発揮し 今では、点滴も隔週になっています 「ゆうちゃん、ほんとにすごいね」 「えらい、えらい」 小さな頭を撫でながら ゆうちゃんを褒め讃えると いつも気持ち良さそうに、目を細めて ごろごろごろ… その様子は 「猫の部屋」最高齢の おばあちゃん猫とは思えないほど しかし… 「あれ、今日はどしたの」 「もう食べないの」 お皿に入れたご飯 半分残して、そっぽ向くゆうちゃん このご飯、イヤ お薬の入ったご飯もイヤ 最近、ちらほら そんな日があります しかし、調子が悪そうでもなく 元気がないわけでもない ドライフードは食べてたし お水も飲んでたし 「大丈夫かな」 「あ、もしかして…」 お皿に残したご飯を 手で少しずつ口の前に持っていくと… ゆうちゃんは、少し考えて ぱくり、ぱくぱくぱく 「やっぱり…」 「そういうことか」 あのね、前は食べなかったら いろいろ新しいご飯くれたでしょ 手で食べさせてくれたでしょ… 何となく、秘書たちには そんな声が聞こえたような気がしました 先日は、点滴を頑張ったご褒美 ミルクをご機嫌に飲んだあと しばらく、口元に 白いものをつけたままでいる ゆうちゃんの姿が… 「あれも何か意味があるのかな」 「うーん…」 真っ白のあごひげ とても可愛かったけれど… お顔くらいは 自分で洗ってくださいと思う 秘書たちでした 「猫の部屋」で いちばん元気な茶白きょうだい 彼らの部屋は ロマンとちびたが暮らす 特別室の隣です 最近、特別室に 出入りすることが多い秘書たちを いつも見ているダイちゃん 特別室の扉が開いて 秘書たちがバタバタ中に入ると 必ずネット前にやって来て じーっと顔を見ます 「ダイ、ごめん」 「ちょっとだけ待ってね」 いつも、ダイちゃんは 用事ありげな表情をしているから 秘書たちは、そう声をかけるけれど… 待ってたら なにかいいことある けど、最近 待ってても構ってくれないもん… そんな抗議の意味があるのか いつも、ダイちゃんは 特徴ある声で鳴き始めます ネットに手をかけて ぎゃーぎゃー キャットウォークの上 行ったり来たりしながら ぎゃーぎゃー 「あれ、文句言ってるんだよね…」 「うん、たぶんね…」 上手に甘えたりはできません けれど、ダイちゃん 実は寂しがり屋の甘えん坊 かなり構われたい子なのです ネット越しでいいから 遊んでほしいし 美味しいものを食べさせてほしい 自分にも注目してほしい 特別室に入るたびに 走り寄ってくる彼の姿から そんな気持ちが伝わってきます 「あ、これちょっとだけ食べる」 「みんなには内緒だよ」 突き刺さる視線と鳴き声が気になって ネットの隙間から ロマン用のおやつを少しだけ 彼の口に放り込んでみる秘書たち そんな時、ダイちゃんは 目をきらきらさせながらの つまみ食い 食べ終わったあとも 名残惜しそうに指を舐めたりします いつも、やんちゃで 騒ぎばかりを起こしているけど… こんなちょっとしたことで 嬉しそうな顔をするダイちゃんが 何だか、少しだけ健気に思えてしまう瞬間 「うーん、騙されてる」 「まあ、これもダイの一面だからね」 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp ずっと優等生だったゆうちゃん 最近、ご飯をあまり食べなかったり お薬を飲まなかったりする日があります。 ただ、体調が悪いわけではなく 秘書たちも首を傾げているのですが… まあ、気ままな猫にだって たまには構われたい時があります。 ちなみに、ダイちゃんは いつも構われたいんだと思いますけどね 【おおさか猫26匹レスキューにご協力ください】 【行方不明の黒猫あつし君を探しています】 猫 ボランティア・保護活動ランキングへ 人気ブログランキングへ ブログランキング参加中ぽちっと応援よろしくお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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