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テーマ:訃報(134)
カテゴリ:追悼
皆さん、大変ご無沙汰しています 第一秘書です 長い期間、ブログ更新できずでした ただ、今夜は 時候のご挨拶もお詫びの言葉も 書けそうにありません 昨日、7月18日 茶白きょうだいの長男 ねーちゃんが亡くなりました 皆さん、驚かれたことと思います 私たち「猫の部屋」関係者にとっても あまりにも突然の出来事でした つらい、悲しい、悔しい、寂しい… 今、どんな感情をあらわす言葉をならべても 私の中にある気持ちを伝えることは できそうにありません ねーちゃんが体調を崩したのは今月7日 きっかけは胃炎でした あんなに好きだったご飯を食べなくなり 少し口にしても吐いてしまう どうも元気がない 急遽、病院に連れて行き 血液検査と点滴処置をしていただきました すこし様子を見ましたが改善されず 何も食べず、胃液を吐く状態が続きました 10日、レントゲンと超音波検査で 胃と腸の状態を診ていただきました 胃の中には消化できなかった残留物 まだ炎症もありました ただ、異物を飲み込んだわけではなく 腸にも問題はありませんでした 膵炎の検査もしましたが異常はなし やはり胃の炎症以外には 問題になる部分はなかったのです ただ、13日朝 ねーちゃんは、胃液と残留物を 大量に吐きました その量は、それまでとは違っていました おそらく、あの考えられないほどの量を吐いた時 体の中の状態が大きく変化したとしか 考えられません 翌日14日 ねーちゃんを緊急入院させました バリウム検査したところ 胃から下の部分で閉塞が起きたのがわかりました 考えられないスピードで 何か悪いことが起こっている… 嫌な予感がしました ただ、それでも 今日こんなご報告をする結末になるとは 考えてもみなかったです 閉塞が起きてしまった以上 そのままの状態で置くことはできません 先生と相談して緊急手術を決めました 15日のことです ねーちゃんには体力がありました 一週間食べていないのに体重もあまり減らず 心配された他臓器への弊害も一切なかったのです 素晴らしい数値の並ぶ検査結果に 閉塞部分にある残留物さえ取り除けば きっと、ねーちゃんは回復してくれる… そう信じていました けれど… ねーちゃんの体の中には残留物だけではなく 無数の腫瘍が見つかりました 場所は十二指腸 腫瘍は、広範囲にわたり無数に広がっていて 中にはかなり大きい物もあったそうです 確かに気付きにくい部分ではあるようですが… 先生の説明を聞いて かなり一気に増殖したのではないかと感じました 予想をこえた状況としか言えないです 腸内から発生した腫瘍であること ただ、まだ何かは不明 とにかく病理検査を急ぐ必要がありました 外科的処置をするにも あまりに広範囲に無数の腫瘍があるため すべてを切除するわけにはいかず… 先生には可能な限りの処置だけで お腹を閉じていただくしかありませんでした 術後、ねーちゃんは安定していました 翌日、会った時もしっかりした表情で 自ら寝位置を変えたり、動きもありました このままの状態で頑張れば 病理検査の結果を待って きっと治療を始めることができる そう祈り続けていたのに… 手術から3日目の昨日朝 先生から連絡をいただいた時 急変したことがすぐには受け入れられず 涙も出ませんでした 病院に向かう間も まるで現実のことだとは思えなかった… けれど… 病院の診察台の上 箱の中で横たわるねーちゃんは 普段と同じ優しい顔で眠っているようでした まだ体は柔らかく 温もりも残っていました 普段と同じ手触りの背中の毛並みも 毛は剃られていたけれど 丸々としたふくよかなお腹も 何も変わらないのに… あのきりっとした猫らしい目を開けて 普段のように私を見てくれない 喉元を撫でても 顎をあげて目を細めてもくれない… 二度と起きてはくれないねーちゃんに会った時 初めて涙がでました 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp なんで行っちゃうの… まだ信じられないよ… 猫ボランティア・保護活動ランキングへ 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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