次なる旅へ旅立つハズが・・・。
約一週間のブラジルの旅もそろそろ終盤です。次の目的地はペルー。フライトは夜だったので、昼間は近くの街に繰り出しました。大きなビルが立ち並んで、大都会と言う感じです。とにかく広い、デカイ、Busy,busy,busy... ただ、相変わらずゴミはすごい・・・。 至る場所から海や湾が見えます。ゴミや排気ガスがなければ、とっても美しい国だと思います。不思議なのですが、私も旦那も、異国へ来た、という実感が最後までありませんでした。何故だろう・・・? ブラジルでの路上駐車は、停まっている車を手で押し、駐車スペースを作ります。友達のコンドの駐車場も同じです。夜に停めておいた車が朝は違う場所に停まっています。ゲートを管理する警備員が他の車の為に手押しで車を動かすので、サイドブレーキはひかないようにと言われるのです。 商店街をのんびり見て歩いたり、モールに行ったりしました。物価は高いです。一本奥に入った街の裏通りでは、フリマみたいなお店がズラ~っと並んでいました。良い天気だったのですが逆行で見づらくなってしまいました。お昼はがおさんでおなじみのキロ飯屋に行きました。自分の好きな食べ物を好きなだけお皿にとり、量りで重さを量り、その分の金額を払います。 後は早めに帰宅し、荷物をまとめ空港に行く準備です。実は前夜リコンファームをしたのですが、私達の名前が見当たらないという事で、早めに空港に行く事にしたのです。ちょっぴり嫌な予感・・・。 リオデジャネイロ空港のアナウンスの声はとってもセクシーで、つい聞き入ってしまいます。低くてちょっとしゃがれていて、とってもゆっくりのアナウンスの声。男の人の声かと思ったら、もう70歳を過ぎたおばあちゃんの声だった!あの声、もう一度聞きたいな。 ブラジルからペルーへは、Golという航空会社の飛行機を利用します。AとCが待っていてくれる中、Golのチェックインカウンターに並びます。いよいよ私達の番になりました。受付の人がパソコンをいじっていますが、その場で待たされたまま、長い時間が経ちました。 嫌な予感・・・。 担当の人が、近くにいた人を呼び、 今度はその人がパソコンをカチカチ・・・。2人で色々話しているんだけど、私達には何が起きているのか全く分からず。様子に気づいたCがカウンターにやって来て話を聞いている。 嫌な予感、嫌な予感。。。 Cが疲れたように通訳をしてくれた。"どうやらあなたたちの名前がフライトリストに載っていないようなのよ・・・。"Σ(゜▼゜;lll) Σ(゜▼゜;lll) Σ(゜▼゜;lll) Σ(゜▼゜;lll) なんだって?????!!!!! チケットはとても複雑なもので、○○航空会社が、提携している××航空にチケットの予約を任せ、××航空がGol航空のチケットを取った、とかそんな感じ。 Golの人にまずは○○航空のチケットカウンターへ行けと言われ、行ってみるがそこは夜9時からしか開かないらしく、受付には誰もいない。私達のフライト予定は夜8時。裏口のドアを叩いても誰も出て来ない。 仕方ないので○○航空と提携している××航空のチケットカウンターに行ってみたが、"これはうちの責任じゃない、Golのカウンターへ行け。"と言われ、今度はまたGolのカウンターへ。Golには、とにかく○○と話さない事にはうちでは何も出来ない、と言われ、お互いの航空会社がお互いに罪をなすりつけ合っている・・・。 私達は一体どうすれば良いのだろう。 時間もどんどん迫っている。 時間がどんどん押して来ていて、最後は私達はカウンターからカウンターへと空港内を走り回るハメになった。というか、私と旦那はただただAとCの後ろをついて走って行くだけ。AとCがいなければ、本当に何も出来なかったと思う。 もう手当たり次第色んな会社のカウンターに行ったり、Aが電話をしまくってくれたんだけど、どこの会社にもうちでは何も出来ない。と言われ、もうなす術がない。 ペルーでは、ブラジルからの到着時間に合わせてお迎えが来るように手配もしてしまっている。そしてそこの都市から次の都市への飛行機の手配も済んでいる。この飛行機に乗らなければ、全ての計画が台無しに・・・。 Golに事情を説明し、なんとか飛行機に乗せてくれないかと頼み込んだが、もう飛行機は座席が一杯で、ビジネスもファーストクラスも無理だという。 こうしている間に、私達が乗るはずだった飛行機の搭乗時間も過ぎ、、、 飛行機は飛んで行ってしまいました・・・ 事情を察してくれた親切なGolの受付の人が、"とりあえず明日のチケットならどうにか確保する事が出来る。これは○○航空のミスなので、支払いもそちらに回しておくからね"と翌日のチケットを押さえてくれ、1日遅れの飛行機に明日乗る事になりました・・・。お兄さん、ありがとう・・・。 私はもう、知に底がつく程ガッカリ。旅行前は、旦那と何度も何度も話し合い予定を考え、現地の旅行会社とも何度も何度もメールのやり取りをした。のんびり気ままな旅がしたかったので、時間にも大きなゆとりを作った。ペルーという国は交通機関が発達していないので、たったの1日の計画の狂いが後の予定にまで悪影響を及ぼしてしまうんです。あぁ、一体何て事だッ!!! AとCの助けをなしには何も出来なかったので、2人にも非常に迷惑をかけました。こうなったのも、きちんとチケットの確認をしなかった旅行会社のミスでもあるので、この責任はきっちりと取ってもらうゾッッッ!!! お世話になったA,Cのコンドにまた戻り、私達は事後の手配に追われました。ペルー旅行の貴重な1日を削らなければならないので、本当に残念です。 こうしたヤキモキした一夜が明け、夜また空港へと行かなければなりません。 今度こそペルーへ行ってやるゾ!!! また今日も早めに家を出て空港に行きました。今度こそ、今度こそ!!!! ところがそこにはまた難関が待っていたのでした・・・。