台北在住広告日記　いつのまにやら広告マン

今回瀋陽に行った理由はある中国人に会いに行ったからです。
その人の名は蘇さん。
僕が初めて中国を訪れた11年前に出会いました。
その当時の中国はまだ兌換紙幣が終わった頃で、古き良き中国が残ってました。
（今は・・・どうでしょうね？）
バックパッカーで中国に来ているのであまりお金はありません。
しかし当時の中国は、外国人は高級ホテルに泊まるようにさせていたので、中国人が泊まるような招待所には泊まれませんでした。
（といってもまったく不可ではなかったと思う）
大連から瀋陽に来た時、夕方ということもあって宿探しに奔走しました。
でも、安宿で交渉しても泊めさせてはくれませんでした。
そんな時、交渉のやり取りを見ていた一人の中国人が声をかけてきました。
それが蘇さんでした。
僕は当時中国語はまったくできませんでした。
また蘇さんも日本語はできず、筆談で会話をしてました。
すると宿が見つからないことを察して、俺の部屋に泊まりにこいと言ってくれました。
わけもわからないまま、タクシーで一緒に連れて行かれること10分、ある三階建てのアパートに着きました。
その三階建てのアパートの一室に、彼は彼のお姉さんとその子供と住んでました。
（当時は彼の奥さんだと思っていた・・・）
つづく・・・