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アメリカでで日本語を勉強中の我が息子、ライチ。
現在、日本でいう小学3年生の年。 週一回日本語教室に行って頑張って日本語を維持していますが、現地の学校のお友達との会話は英語、妹、シー子との会話も英語、お父さん(アメリカ人)との会話も英語、の中で、唯一私との会話のみ日本語+週一回の2時間の日本語教室のみでは最近はだんだん英語力のほうが強くなっていってしまっています。 それでも何とか日本人としてのアイデンティティーを維持してもらいたい、私の両親と日本語で話してもらいたい、そして何より私との会話は日本語でしてもらいたいとの理由から、ライチからはブーブー文句を言われていますが日本語を続けているわけです。 その甲斐あってか、アメリカに暮らす子にしては日本語力はまぁ「良し」のレベルは維持できてると思います。 時々突っ込みを入れたくなる日本語も多々ありますが..... で、今日はその突っ込みを入れたくなる日本語を見つけたので紹介します。 今週返ってきたテスト。 逃げるの反対語はの答えが「戦う」 このテストをフェイスブックに載せて、日本人ママ友たちとげらげら笑っていたわけですが、 それを見て夫が何を笑っているか聞いてきたので試しに Run away (逃げる)の反対は何だと思う? って英語で質問してみたんです。 てっきり Chase (追う)でしょ?って言葉が返ってくると思ったのですが、 かなりしばらく考えて Run into? と。 日本語だと当たる、とか、会う、とかそんな感じでしょうか? Awayが向うに行ってしまう、という意味に対してこっちに向かってくるという感じになるのかな。 んー、日本語でいうのがちょっと難しいけれど。 だから Chase(追う)はどう?とまた聞いてみたんです。 そしたら「そうだね、それも反対っていえば反対だね」って。 だから「ライチは Fight back(戦う)って答えたんだよ~(笑)」って言いながら 夫の笑いを期待していたら、予想に反して「いいね~!その答え!!」ですって!! 日本語のテストではそれは間違えなんだよ、ちなみにあなたの答えも間違え、って説明したら 「Why not!! (何でだ!)」って憤慨していました。 ちなみにこの写真の戦うの隣にある問題を見てください。 「良い」の反対語にライチは「ダメ」と書いてやっぱり×をもらっています。 そしてこの写真には載っていないのですが、「敵」の反対語に「友達」と書いてやっぱり×をもらっています。 これも日本で育った私はすんなり納得のいく採点だったのですが、夫に説明するとやっぱり憤慨しています(笑) 「良い」は英語で「Good」、ダメは英語で「No Good」..... ふむ.....笑 「敵」の反対語は「味方」。 これが模範解答なのはわかります。 スポーツの試合等で「友達のチームが....」とは言わないですからね。 しかし、では「友達」は「敵」の反対の意味を持つ言葉ではないのか、 「ダメ」は「良い」の反対の意味ではないのか。 よくよく深く考えると、っていうか深く考えなくても、反対の意味を持つ言葉って実は決して一つではないんですよね。 アメリカの教育と日本の教育を同時に間近で見ているといろんなものが見えてきます。 もちろん日本の良さもかなり。 そんな二つの教育に触れることができる私の子供たちはなんて恵まれているんだろう!と、最後には感謝の気持ちさえ湧いてきた、そんな出来事でした♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 17, 2015 01:32:25 PM
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