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2007.10.12
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カテゴリ:癌と闘う
今日も父の看護に病院に長くいました。モルヒネを始めている父ですが、大学病院では2ヶ月以上入院し治る見込みのない患者さんは、転院か退院(在宅看護)を進められます。特に父の場合70才の末期癌なので、今日、転院の話がありました。

父は私の顔を見ると
「いつもの様に帰ろう」
「一度帰ってからまた入院する」
の連発です。色々な機械に繋がれ、お腹や背中からパイプが出ている状況で、ベットから立ち上がれないのに。

夕食はよく外食なども含め一緒にしていましたし、ドライブもよく一緒に行きました。
だから、「いつもの様に一緒に帰ろう」って言うんです。

点滴はずして連れて帰りたくなります。だって治らないのだもの。
でもあまりに多くのパイプや点滴(栄養点滴・薬剤点滴)が多く、介護5ですし、もうモルヒネ段階なので、これは無理です。

「帰る準備をする為に別の病院でみてもらって、よくなったら、家に訪問看護に来てくれる看護師さんやお医者さんを決めてから帰るんだよ」と何回も言っているのに。

切ないです。





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最終更新日  2007.10.12 19:05:59
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