看病疲れ
さて、この日記にもたびたび書いていますが、私の毎日の父の看病において最初の一ヶ月はどうなる事だ、どうなる事だと8時間も病室に共にいたり、医師の話を聞いたりしてまいまりました。周りの人々から、倒れない様にと言われていた言葉も耳に入らず、一人娘の私は父の為に何が出来るか、また何が起こるか、そればかり心配の毎日。一ヶ月過ぎ頃、突然、私が神経性の下痢、主人は尿路結石と2人とも体調が悪くなっていまいました。父の病状は確実に悪化しています。しかし、本当に看病する私が無理して倒れてはいけないのだと最近は少し早めに病院から帰宅しています。看病、介護されている方がいましたら、休める時は休みましょう。休んでも良いんだよね。頑張りすぎたから。父の病室では次々と退院される方がいて羨ましいです。退院の時は看護婦さんと患者さんが写真を撮って記念にと渡しています。「よかったですね」「がんばったから」などという看護婦さん達の明るい声に「お陰様」と涙ぐんでいる方もいらっしゃいます。今日も父のベットの前の方が明日退院で、看護婦さん達は記念写真を撮りに病室に入ってきまして、大騒ぎ・・入院の長かった方でしたのでうれしかったのでしょう。しかし・・その前のベットでは父は苦しそうな顔で病と闘っています。退院する事も出来ないでしょう。そういう事でなんだか悲しくなった一日でした。退院の記念写真や挨拶は、廊下やロビーなど元気な方のいらっしゃるところでして下さるとよいとつくづく思いました。室内では苦しんでいる人もいるのに・・・。