猫にほおずり

青森市民病院　クリスマスコンサート２００６

今回の青森訪問の一番の目的は、このコンサートでした。
SLTファンだもの、数年前から竹善さんが参加されている事は知っていましたが

関西から青森は・・・果てしなく遠い

そう思って、今までは全く眼中にありませんでした。
ところが、青森にお友達ができ、行き方や町の雰囲気を何となく自分で感じ取れた今、
こりゃあ～行くしかないでしょ！？

開演３０分位前だったかな？病院に到着～
入り口で、サンタさんの格好をしたスタッフの皆さんから
手作りのパンフレットと小さいお菓子をいただきました
一般の私達までいただいてもいいのかしら？と少々恐縮しつつ・・・

そして、ここでもchasmさん、ビッグハウスさん、ダックスさん、ゆきんこさん・・・
初めまして～
（ごめんなさい！お名前が漏れていたらご一報下さいマセ。
初めましてのご挨拶だけで、お話もロクにできなくてお顔やお名前が朦朧としてマス）

　　　　　　　こんなのね♪

入り口を入ったら、すぐに待合室
普段は、お薬をもらったり会計をしたりするトコロです。
今日は窓口を全部閉めて、いつもとは違う方向に椅子が並べられております

　　　　　　　セッティング中～。90°左が窓口です

前日に地元のテレビに竹善さんと副院長先生が出演されたそうで、
会場はたくさんの人・人・人・・・
療養中の方やそのご家族、日夜を働く職員の方の為のコンサートという事で
会場には、点滴を連れて歩く方、車椅子の方、パジャマ姿の入院患者の皆さんが続々と
そんな中、スタッフの方に椅子を勧められるも、ちょっと・・・ねぇ
結局、端っこで立って拝見させていただきました～
椅子が必要な皆さんは、無事に座れたでしょうかね～？

コンサートの演奏は、こちらの病院のスタッフの方々や、そのお知り合いで結成
竹善さんの同級生や先輩に当たる方がいらして、とても和気藹々とした雰囲気でした。

ピアノ＆司会・・・副院長先生（竹善さんの同級生・同じ軽音部）
コントラバス　・・・竹善さんの軽音部の先輩
ドラムス・・・今回、助っ人さんらしいです
ストリングス・・・バイオリンお２人、ビオラ、チェロ
コーラス隊のみなさん

セットリスト
1.  The Christmas Song
2.  いつか王子様が（白雪姫）
　　　　　　　ピアノ・ソロの拍手を竹善さんが煽ったりして（笑）
3.  Bella Notte（わんわん物語）
　　　　　　　SALT&SUGARの楽譜をSALTに送ってもらったそうです
　　　　　　　SALTの盛岡でのコンサートに参加され、開演ギリギリに冷麺を食べてたら
　　　　　　　同じ店内にSALTが！
　　　　　　　（ミュージシャンはあんなで大丈夫なのか？と竹善さんに聞いてました・笑）
　　　　　　　御礼を言いに行き、小曽根さんとSALTの間に収まった写真を
　　　　　　　プロジェクターで大公開～（二大憧れのピアニストだそうです）
4.  星に願いを（ピノキオ）
　　　　　　　アップテンポで、いい感じでした～
5.  A Whole New World（アラジン）
　　　　　　　コーラス隊の女性とデュエットで

ここで、院内の看護士さん100人に聞いた
「佐藤竹善に歌ってほしいクリスマスソング」のアンケートの話
100人という人数に、竹善さんのツッコミも入りつつ
　　5位　　クリスマスキャロルの頃には（大げさ物真似でワンコーラス似てるぅ～）
    4位　　Happy Christmas（これも少し歌ってくれました）
    3位　　恋人はサンタクロース（オノ・ヨーコの声を少し変えたらユーミン！
　　　　　　　　　　　　歌ってくれるも、びみょ～）
    2位　　クリスマス・イブ（出ました！もちろん激似の達郎さんで爆笑～）
    1位　　Last Christmas

6.  Last Christmas
　　　　　　　プロジェクターには懐かしのWHAM!のPVが！（笑）
7.  White Christmas
　　　　　　　青森市長さんの登場！竹善さんもマイクを持って援護～
　　　　　　　市長さん、歌がお上手
8.  クリスマスメドレー　　～きよしこの夜、ジングル・ベル、赤鼻のトナカイ～
　　　　　　　コーラス隊のみなさんと一緒に
9.  聖者の行進

～アンコール～
10. Spirit Of Love
　　　　　　　イントロのピアノが鳴った瞬間、「きゃあ～」（ぷるぷる♪心の声）
　　　　　　　このコンサートにピッタリの曲ですね
　　　　　　　プロジェクターには、テレビに出て歌ってるメチャクチャ若いSLTが～！（笑）

専用のホールではないので、どうしてもハウってしまって
マイクがキーンと鳴ってしまいます
そんな状態を謝りながら、
「耳を悪くしたら、耳鼻科へどうぞ～」
「それでまた稼ぐつもりかっ！？」（竹）
なんて会話も＜漫才師かっ・笑

11. マイ・ウェイ
　　　　　　　静かなイントロで始まるこの曲、でも、いきなりプロジェクターに映し出されたのは
　　　　　　　高校時代の竹善さんや副院長先生！
　　　　　　　せっかくの曲なのに、何故か笑いが～


他には、夏に行った高校の同窓会のお話
佐藤竹善ミニライブを開催したが、最前列に仙人みたいな大先輩連中が座っていて
（若い者は座れないらしい・笑）
もんのすごい緊張したとか。（竹善さん談）

ビタミントークのお話もされてました。
益子さんがキレイだったという話をしていて
プロジェクターには、副院長先生と益子さんのツーショット写真が！
「いつの間に～！！！（竹）」

司会の副院長先生は、とってもおしゃべりがお上手で
竹善さんは、ほとんどしゃべってなかったような（笑）
それでも、旧知の仲というのがよくわかるあったかい雰囲気が漂うステージでした。

　
約1時間30分、思っていたより長かったコンサート
普段の竹善さんのライブやイベントでは、絶対に聞けないであろう曲もたくさん聞けて
ちょっと得した気分になりました～



私も、家族が入院していた経験があるので、
療養中の患者さんやご家族の気持ちは、ほんの少しだけわかります。
辛くてやるせない日々の中で、こういう息抜きの時間を与えて下さる病院って
とてもいいなと思います。
以前、SAXを持って地下鉄を待っていた時、
一人の老紳士から声をかけられた事がありました。
SAXを目にして気になったそうで
話を聞いてみると、その方も楽器が趣味で職業はお医者さん
「時々、病院で患者さんの為のミニコンサートをやったりするんですよ」と
おっしゃってました。
とても穏やかな雰囲気の紳士。
そのお医者さんの病院も、きっとあったかい病院なんだろうなぁ～
こんな素敵な試みが、どこの病院でも行われたらいいですね