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猫にほおずり

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2007.12.14
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7:45伊丹発の飛行機で冬の青森へ
モノレールの最寄り駅まで自転車でダッシュ
空港に着いてもバタバタで、出発時間ギリギリセーフ
おかげですでに汗だくです雫雫雫
この先大丈夫かっ!?

この季節の大阪ー青森飛行機は、お席も余裕
3人がけに1人という贅沢さ。客室乗務員さんも心なしかいつも以上に親切(笑)
晴れの大阪を出発して、わずか1時間30分後にはもう青森四つ葉
しばらくは朝日が当たってキラキラきらきらした街並みが見えていましたが
途中からはずっと厚いくもりの上
見事な雲のじゅうたんでしたわ
そのくもりの上に、また、虹を見つけましたピンクハート
でも、今回はそれ以上におもしろくてキレイで不思議なモノを見ましたよ~
着陸態勢に入って、下降しながらくもりを突き抜けている時、
飛行機の影がくもりに写って、大きくなったり小さくなったり・・・
そのうち、飛行機の影の上にかぶさるように虹のようなモノが目
もう少しすると、飛行機のまわりをぐるっと七色のマルが取り囲みました
なんか、この飛行機が何かに守られているように思えて
もう~、ちょっと感動ものでした!!泣き笑い
きっと、ちゃんとした名称がある現象なのでしょうけれどね(笑)
「これは何か良いことがあるぞ~ダブルハート」<さっきの感動はどうした?

くもりを抜けきると、眼下には1時間30分前とは全く違った世界
だって、白いんだもんっ!雪当たり前か・・・
この冬最初の雪景色にも、ちょっと感動泣き笑い
・・・が、降りてみれば、雪は去年よりも少なめ
そして、降っているのは雪ではなく雨
どゆこと?
竹善さんとワタクシのWといえば、ここ雪国でもやっぱり雨なのか?
ああ、嵐にならないことを祈るしかありませんな涙ぽろり

定刻より少し早く青森空港に到着~
今回もお世話になります、青森雪軍団さまさまダブルハートダブルハートダブルハート
はるまき@青森さんが迎えに来てくれました<アリガトオ~泣き笑い泣き笑い

今日の予定は、
1. 青森県立美術館にて柳谷暁彦氏の作品展を見学
2. おいしいフレンチ堪能
3. 弘前にて、前回のライトアップのリベンジ

まずは、青森県立美術館へ車

青森県立美術館  去年の秋以来です

できてから、まだ2年くらいだそうですよ
雪の白と壁の白がとけあっていい感じです
奈良さんのアオモリ犬もいるし、ホントにキレイな美術館なのです

棟方志功展にも惹かれまくりでしたが、今日の目的はコミュニティギャラリー!
開場ちょうどくらいに到着したけど、平日の10時なんて、他に人影はありません(笑)
入り口で、男性(作家さんご本人だった・笑)に軽く挨拶して
おずおずと部屋に入っていくと、白くて小さな2つの部屋に作品が展示されていました

           柳谷さん作品


柳谷さん作品          柳谷さん作品

作品名 :  振動する境界


作品ノート


音楽が備える身体言語という洗礼を受けながら、その世界を絵画へと変形し
制作を進めてきたあるとき、古い中国の文字と出会った。
アルファベットの表意文字とは異なるカタチたちを見た時、
ロックやブルース音楽を聴いた時と同じような衝撃が到来した。
文字と音が並列になる感情といえるだろうか。
造形の眼差しを、文字に根拠をおくとき視覚の感情は次第に音化され、
音楽に根拠をおくとき、音への感情は次第に視覚化される。
この間に存在する世界、実体化されないが、しかし解き明かしたい何かがそこに
隠されているように思える。
私にとっての創造とは、そこに向けられる眼差からはじまる。

カメラ写真、作品ノートは、特別に作家さんご本人に承諾をいただいています。
転写はご遠慮願います!!




私は、まずポップな色使いに目が止まりました。
そして、作品に近寄ったり少し離れて見てみたり・・・
口で説明するのが難しいですが、モチーフが形成されている紙の質感や色なんかが
英字新聞に見えたり、五線譜に見えたり
見づらいけど、壁にも同じモチーフがたくさん貼られてありました
でも、壁と同じ色だから一瞬わからないの
写真だと余計わからないね~。残念

会場に置いてあった資料なんかも拝見したりしていたら
デスクの上には、「視聴できます」の文字と一緒に

Hey!!   サヨナラ  ←のCDが(笑)

そう、この柳谷さんは、竹善さんファンにはお馴染みの方なのです~


柳谷 暁彦 (やなぎや としひこ) 1963年 青森市生 柳谷暁彦さん個展

プロフィールパレット
1989年 NY渡米<'90 帰国>
1998年 天井桟敷「人力飛行機ソロモン青森編」参加
2001年 韓国平澤国際アートフェスティバル 出品
2004年 空間実験室出展(絵画、ギターパフォーマンス)
2007年 佐藤竹善(Sing Like Talking)CDジャケットアートワーク




作品を拝見した後、ご挨拶だけして失礼しようと思い
別室に声をかけさせていただいたのですが(すごくシャイな方だったウィンク
これがこれが、思わず話が弾みに弾んでしまって・・・大笑い
結局、約3時間そこにおりましたねぇ(笑)
作品のお話では、資料なんかを拝見して質問させていただいたのですが
モチーフは中国の古い文字の一部(片とか作りとか)だそう
好きな音楽から、文字が見えてくるのだそうですよ
アートが好きで見に行っても、作家さんご本人からお話を聞く機会って
そうそうないので、すごく刺激的で楽しい時間でしたスマイル

もちろん、竹善さんとのお話もたくさん聞かせていただきました。
高校の同級生で、同じようにバンドをやっていたことマイク
去年の同窓会で久しぶりに再会して、それがきっかけでジャケットの依頼がきたこと
「Hey!!」は、実際には5cmくらい高さのあるモノだとかびっくり
「サヨナラ」は、「人物で」というテーマを竹善さんからいただいて
SLTの音は考えないで、ソロの音だけでイメージして欲しいと言われたとか音符
18点くらいの全く違った作品を作って、最終的に選ばれたのが、あの絵だったとか
(それも見てみたい!と言ったりしてみました。いつか機会があればね!ってスマイル
ポスターを持ってると話したら、うらやましがられました
作家さんなのに・・・大笑い
竹善さん、ポスターを差し上げてくださいっ!!!(笑)

ホントに、ココに書ききれないくらい、たくさんお話させていただきました。
いつか竹善さんと一緒にワークショップもできたらいいですね~ウィンク
柳谷さんも、体に音楽が染みついた、とってもあったかくて素敵な方でした
ブログデビューしたいとおっしゃっていたので、おくらブログでリンクされるのを
楽しみにしたいと思いますピンクハート<がんばれ~!!






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Last updated  2007.12.22 17:14:14
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