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カテゴリ:猫周辺
仕事で京都の伏見に行った。ちょうど桜が盛りで美しい。
「島の弁天さん」こと中書島の長建寺に行ったら、手描きの絵が描かれた小さな額やカード、ぽち袋などを並べて売る露台が境内に出ていた。 鮮やかな絵の具の色、するりとこなれた筆使いが、どこか大津絵を思わせる雰囲気。その中に、招き猫の絵も。七匹の招き猫があつまって「七福猫」となっている、豪勢に縁起のよいのもある。やわらかくふくよかな体型の猫たち。白の清々しさが、境内の清澄さによく合っている。 これらの絵は、江戸期の名物だった「山科絵」を、大津絵を参考に復活させたものだそうな。 時間があれば、なぜ招き猫も画題に取り入れたのか、お話を聞きたかった。仕事の合間だったので、携帯写真をとることしかできなかったが。 絵の上にも時おり桜の花びらが散りこぼれ、まさに春爛漫であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.07 02:02:28
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