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2006.05.02
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カテゴリ:猫周辺
沖縄話題を中休みして、一つ別のお話。

先日、紅茶を買いに行ったところ、こんなマークを印した製品を発見。向かい合って座る2匹の猫がトレードマークになっている。「Janat」というブランドであった。以下、パンフレットから、その由来の抜粋。

「1872年、ジャンナッツ・ドレス氏がフランスのプロバンス地方でレストランをはじめたのがその始まりです。彼は世界中を駆け回り最高の香辛料やお茶、ココアなどをフランスに持ち帰りました。
当時一度旅行に出かけると何週間も家を留守にしましたが、ジャンナッツ氏が飼っていた2匹の猫は辛抱強く主人の帰りを待ち、いつも玄関の前で彼を出迎えました。ジャンナッツ氏はそんな猫たちをこよなく愛すると同時に強い影響を彼らから受けました。2匹の猫はジャンナッツ氏に新しい商品に対するアイデアを与えると同時に創造へのエネルギーを沸き立たせました。」

なるほど。そういう猫たちでしたか。
海を越えて広い世界を回るフランス人と、家で待つ猫という図は、フランス海軍の軍人で、その紀行文に明治の日本を描いたピエール・ロチを、私に思い出させた。

香料の入らない茶を好む私は、豪華絢爛に香料を使うのが得意なフランス紅茶(「マリアージュ・フレール」の「マルコ・ポーロ」に代表されるような)はあんまり買わないのだが、説明文をみると一番シンプル(で、香料を使っていなさ)そうな「フレンチブレックファスト」を、猫力にひかれて購入。それと蜂蜜も一壜。(画像は蜂蜜のラベル)
まだ飲んでいないのだが、その昔、猫がアイデアを与えた、という紅茶は、どんな味わいであろうか。





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Last updated  2006.05.02 23:12:48
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