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カテゴリ:町蔵日記
さて、お伝えしている町蔵保護のいきさつの続き、保護の翌日のお話。安閑たる睡眠生活を奪われた夜が明けると、また新たなできごとが。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 泥のような眠りに落ち込んでいた早朝6時前、私の耳に「みゅー、みゅー」と鳴くコネコ町蔵の声が聞こえてきた。早起きの方にはちっとも早くないかもしれないが、私には十分「早朝」、ましてや前夜は2時間ごとに起こされていたので、どうにも覚醒しきれない。 しかし、何とか目を開けようともがいているうち、鼻孔をかすめる異臭に気付いていきなりはっきり覚醒し、がばと起き上がった。果たして、キャリーの中を覗くと、ペットシーツの上に茶色の粘土様物体が。匂いの原因はこれか。やあ、でも昨日から出てなかったから、出てヨカッタヨカッタ。 そう思いながら私は町蔵をキャリーからつかみ出し(大ぶりなおはぎくらいの胴体なので、どうしても「つかむ」という感じになってしまう)、お尻や四肢の先をウェットティシューで拭いてから、フードを与えた。相変わらず、もりもりと食欲旺盛だ。 町蔵が食べている間に、私はペットシーツを交換した。粘土様物体を観察すると、若干「下し気味」だが心配するほどではない。次回からはトイレを使わせようと、私は町蔵のトイレ作りに取り掛かった。市販の大きな猫トイレは必要ないと思って買わなかったのだ。 靴の箱より一回り小さい段ボール箱に、半分に切ったペットシーツを敷き、その上に猫砂を入れてトイレとする。部屋の隅に新聞紙を広げ、その上にトイレを据えた。食事を終えていた町蔵をつかんで、その砂の上におろし、「ホラここお手洗いだよ、わかった?」と言いつつ、前肢を持って砂を掻かせるようにする。町蔵はすぐにトイレから飛び出して行ったので、果たして覚えたのかどうか不安であるが、これ以上に教えようもない。 この日の用事を済ますべく、9時ごろ、キャリーの中にフードの皿を入れて扉を閉め、町蔵が食べているうちに部屋を出た。そして用事を済ませて昼前に大急ぎで戻り、玄関を開けると微かな異臭がするのに気付いた。また出たのねと思ってキャリーを覗き込むと、町蔵がこちらを見ているのと目が合ったが、「そういうもの」は見当たらない。 ハテ、匂いは気のせいか? ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― と、長いので、この続きは「まぐまぐ!」で。匂いの正体が気になる方はぜひご閲覧を。 そちらではアンケートも実施しているので、ぜひご参加を。 ちなみに町蔵は、こういう感じで私のほうを見ていた。 なんか、要求をなんでも聞いてしまうよなあ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.22 14:33:57
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