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カテゴリ:猫作品
重陽の節句の今日、首都圏もからりとした初秋らしい天気に恵まれております。 少し間があいてしまいましたが、夏の終わりまで茶房高円寺書林で開かれていた豆本展、「~あるいは旅人・展」。おいでいただきました皆様、本当にありがとうございました。 そして、現場においでにならずとも、見守っていて下さった皆様にもありがとうございます。ようやく、現物を撮影する時間と天気に恵まれましたので、今回の展示品の詳細をお見せしますね。 「旅人」のイメージから、当方は南の島の旅をイメージして、豆本と猫が乗る船を作りました。 船なので水辺で撮影しようと思いまして、撮影地は馬事公苑内の池。 乗っている猫のうち一匹は、船べりから釣り糸を垂らして、魚釣りに興じ、 もう一匹が、読書をしています。 読んでいる本は、今回の展示のために作った新作、『旅人と猫』。いつも書いているような文章とは傾向の違う、ちょっと寓話的な作品集です。南の島の猫たちの写真もたくさん入ってます。この写真のものは展示用極小サイズですが、倍程度の大きさで、文字も写真も見やすいバージョンの本を、茶房高円寺書林で販売中です。 高円寺での展示のときは、二匹の猫の他に、様々な豆本を積み荷として船に乗せていました。 ちなみにこの船は、展示会場の茶房高円寺書林に寄贈します。9月17日以降、書棚の上あたりにさりげなく乗せてあると思いますので、お立ち寄りの際はご覧になってやって下さいませ。 さて、読書猫に馬事公苑では、もう1冊の本を読んでもらいました。 これは、当方でなくK分さんという方がお作りになった豆本『秋猫』。1枚の紙を折って作ってある、折り紙豆本です。下に敷いてある桜の葉と比べると小ささが際立ちますね! 豆本展に連動して開かれた革装豆本のワークショップを一緒に受講し、猫的ご縁があってこれをいただきました。K分さんありがとうございます! 11月には、同会場でオリジナル・ブックカバーの企画展に参加します。かなり脱力だなと自分でも思うような作品を企画中で、皆様に呆れていただくことができると思います。どうぞご期待くださいましね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.09 15:47:19
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