「パパが遺した物語」
観てきました。
20代の頃に観たら、
「全然、おもしろくない」
って言ってた思う。
アラフィフの今は、
「愛って難しい~」
と観終わった直後に思い、
その感覚を
もうすぐ日付が変わる今も
なんとなく引きずっています。
予告ムービーの印象より、
もっと深いところに
響いてくる映画でした。
この映画を観ると、
「父親と娘の愛は純粋だ」
と思うけど、
毎日のように子供を虐待するニュースが
目に飛び込んでくる現実があり、
「親子の愛」も「確かなもの」
と言えないケースも存在する。
男女の愛は、
もっと複雑で、
関係が深くなるほど、
愛が強くなるほど、
「怖さ」が生じてきて、
愛から逃げるような行動を
「ばかげている」
と思いながらもとってしまう。
片思いが一番、
気楽でいいなあと
恋愛適齢期から外れた今は、
傍観的な感想をもちました。
ビジュアル的には、
ラッセル・クロウとカイリ―・ロジャーズの
父娘の演技が本当に愛らしい。
本当の親子みたいでした。
アーロン・ポールは、
好みの顔じゃないけど、
演技が仕草を観ているうちに
「かっこいい」
と思えてきたなあ。
アマンダは、
相変わらず目が美しかった。
自分の中にも
アマンダに共感できるところもあって、
深くて、いい映画だったなと
思いました。
秋に観る映画やなあ。
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