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星になった猫

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2015.06.28
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カテゴリ:日々のひとりごと
猫を抱っこしたい、あのこを抱っこしたい。
最後に抱っこしたのは麻痺する前に体重を量ったときだったかな。
5時間前くらいか・・・亡くなる9時間前。

麻痺したとき私は慌ててパソコンのスイッチを入れた。
これが朝の5時だった。
もちろん対策と開いている病院検索の為。
もちろんかかりつけに電話もしたけど
留守だった。メッセージは残せず病院の営業時間についての
メッセージが流れるだけ、しかもあいつの声。
あいつはあの病院ではナンバー2だったから
いろいろと仕切ってたのかな。

ホームページには緊急時随時受け入れとデカデカと書いてある
嘘つきー!!!

病院が提携している救急病院へも電話。
もちろんつながらない。

だから開いている病院を一生懸命探した。
前から調べていた病院も留守電には後から折り返し電話します。
とあったから連絡したけど実際に連絡があったのは
8時30分、もうかかりつけに行く方が早い。

その間あのこが苦しそうに横たわる姿があった。
今思えば必死で私の傍へやってこようともしていた。
そんな姿を見ながらも撫でてやらなかった
傍にいてやらなかった、私は必死だった。

どこかで死ぬはずがないと思いながら
途中で頭を抱えて撫でてやると心臓が止まり。
やっぱりネットに書いてある通り触ったら駄目なんだと思った。
だから触らないようにした。

8時頃に妹が姪を連れて来てくれた。
妹には悪いけど連絡はしない方がよかったと後悔している。
何故かというとペットにとっては
妹=私の外出だったのだ。

私は精神的に混乱し動揺して珈琲牛乳をがぶ飲みし
トイレにこもった。
その間あのこは置いていかれたと思い
泣いて暴れていた。

うちの父も妹も隣の部屋で姪と遊び
手を叩いたり騒いでいた。
ちょうど「いないいないばぁ」が放送中で
それをみてはしゃいでいたのだった。

トイレから出ると現実逃避だったのか未だに
自分を許せないけど姪の傍へ行き
遊んでしまった。

意識があったあのこがどんな気持ちでそれを
聞いていたのか・・・。

その後病院へ行く。私は今でも連絡が来たH動物病院へ
行くべきだったと後悔している。

あの獣医ではあのこは死ぬ運命だった。
あの獣医は思えば亡くなる1ヵ月半前
同状況に陥った時も何もしてくれず
クーラーボックスを小脇に抱え
看護師と共に足早に外出していったのだ。

もしかするとうちのこの血液を他の動物に使ったのでは
という疑念も未だ消えない。
あの看護師の言葉が気になっている。
血液を採取したがっていたのも気になっている。
血液を何故か2本採取しているのも気になっている。

うちのこの血液は始めて採取した時に
あの獣医は稀に見る健康体とまで言っている。
あのクーラーボックスの中身はうちのこの血液じゃないかって。

具合が悪いと言っているのに貧血の疑いもあったのに
血液をとる事は身体への負担はないがストレスはあると
堂々と言っていたのだ。
血液採取を拒否すると、あの獣医はそう言った。
とにかく採取したがっていた。

今思えば健康な状態での血液採取は問題がないだろう。
でも貧血状態のときに血をとるのはどうかな。

血液採取後目に見えて苦しそう・・・
再び呼吸困難になり呼吸困難から回復すると
動物病院へ行く前よりも具合が悪くなり
その日から水を全く飲まなくなり運動もしなくなった。

動物病院で呼吸困難状態になったのに
あの獣医は何もしてくれなかったのだ。
本当になにもしてくれなかった。
あの獣医が行ったのはペットと私への負担を増やす事だけだった。
単に腎不全だとわかっただけ。もちろん治療なんかしてくれない。
「今どうこう言う問題じゃない」とわけのわからないことを
繰り返し述べただけで何もしてくれなかった。
アドバイスももちろんない。

検査前の事だけど
印象的だったのは誰が見てもおかしい状況にならないと
病気なのかわからない。といっていたのだ。

よく動物病院のhpには早期発見&早期治療と書いてある。
猫の場合は目に見える形でおかしい時は
かなり状況が悪いとも書いている。
だからこそ定期的な検診が必要と、もちろん例に漏れず
かかりつけの動物病院HPにも大きく書いてある。
嘘をつくなよ!!!

帰宅後からあのこは病院へ行く前よりもずっと
具合が悪くなり、落ち着かない様子で
寝場所をいくつもかえた。
そして水は1滴も飲まない。
腎不全だと言われた私がとった行動は
今思えば正しくない。
でもその時の私に何が出来たのだろう。
エサに水を加えて無理やり飲ませた。
飲ませては嘔吐を繰り返すので
私は更に水を増やした。
水を飲まないとご飯が食べられない
状況にし強制的に水を飲ませた。

最後の日、前日朝11時頃嘔吐
その頃の私は嘔吐に慣れっこになっていたので
その日もチラシを用意し、うまく嘔吐を受けた。
でも、水分が多く、おまけに慌てた愛猫が
その上を通ったせいで全部が布団の上にこぼれ
布団を洗濯する事になった。

私はありえないくらい激怒し
あのこを叱りつけた。
そしてそのまま用事とはいえ出かけた。
帰宅したのはそれから6時間程すぎた頃。
あのこはご飯といってやってきた。

その頃異常な食欲で
1日に10食近くご飯を食べていた。
といっても私の過剰な水分のせいで
殆ど食べていなかったように思う。
いつでも食べられるように用意してある
ドライフードは殆ど減っていない。
多分だけど嘔吐のせいで食べられなかったのではないかと
思っている。胃酸で奥歯が溶けるか何かしたのじゃないかなって。
よく噛めていないようだったし・・・。

朝用意したウエッとフードも砂かけ後があり食べていない。

疲れがたまっており私は寝てしまった・・・。
途中であのこが起こしにきたけど
「お母さんあんたのせいで寝てない寝かせて!」
ときれて寝てしまった・・・。

夜中12時前はっとし起きた。
あのこが私の後をついてくる。
ご飯といってついてくる。
私は「ごめんね、お母さん寝てしまって
お腹すいたね、もう怒ってないよ」
と言って頭を撫でた。
その時とても嬉しそうな顔をした。
泣いているような笑っているような
見た事がないはじめてみる表情だった。
私ははっとしたけど気にしなかった。

先にお花に水をあげた。
なぜかというと何度もご飯を用意するのが
嫌だったから。

お花に水をあげるとき植え木と玄関付近を
あのこは眺め靴箱にも入った。

その後ご飯を用意、そのご飯は今までで一番水を
多くしたものだった。あのこが私を見た。
嫌だと言っていたと思う。
でも、私は贅沢しちゃ駄目といった。
そしてそのころ私もノイローゼ気味だったので
エサを自分の部屋へもって行きあのこがついてきたところで
襖を閉めて台所の冷蔵庫前へいけないようにした。
2粒程薄めていないものを後でのせていやると
それだけを食べていた。

殆ど何も食べずにベッドへ上がって私の枕に寝てしまった。
あのこの姿を見ながらお風呂に入った。
おふろからあがるとあのこは同じ姿で寝ている
安心し私はパソコンに向かう。

その後何故か早く眠ろうという気持ちになり
ベッドへ上がる。
あのこが寒いだろうと思い何かかけてやろうと思ったけど
いつもかけてやるものは重いのではないかと思い
何故か薄地のハンカチをかける。

朝5時前愛猫が跳ね起き嘔吐ポーズをとる。
私は慌ててチラシを用意する。
チラシをみるとあのこは嘔吐をやめて動こうとし
倒れる倒れた後左右の身体をひと舐めした。

多分あのこは数時間前に強く怒られたので
トイレで嘔吐をしようとしたのではないかと
思っている。

もう後悔しても自分を責めても
獣医を憎んでも
あのこは二度とかえらない。
苦しいな。





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最終更新日  2021.12.22 00:38:22
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