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星になった猫

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2015.09.08
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カテゴリ:ペットロス
今日拾ったあのこの爪を触ってみた。爪とぎの時のものだと思う。
襖の近辺で拾ったものだった。かたくて痛い。
私はどうしたらよかったのだろうか・・・
あの日から何日もの月日が流れた。
答えのない日々、獣医に手紙も出せない。
動物病院の近くを一度通ってみたりもした。
あのことの唯一の外出だった動物病院。
私が壊れた場所だ。

9時はまだ生きていた、あのこは精一杯息をしていた。
真っ黒い目が私を見てないていた。

いつもの私はキャリーバックを膝の上に置いて
待合室に来る他のペットから守っていた。
だけどその日に限って妹と私の間の椅子に
キャリーバックを置いてしまった。
何故そうしたのだろうか?
いまだ答えが出ない。

そして何故あの日あのこは呼吸困難になったのだろう。
そして何故あの獣医がうちのこをみたのだろう。

キャリーバックを膝の上に置いていれば
私も一緒に診察室へついて行ったのではないだろうか?
鳴き声を呆然と聞きながら眺めることはなかったのではないか?
あのこの最後に傍にいられなかったのは私のせいではないか?

どうしてしんじゃったの。





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最終更新日  2021.11.18 18:06:27
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