星になった猫

後2ヶ月で2年になる。
寝たような感覚がない朝、昨日の続き
あのこが亡くなる前々日、ベッドから手を出したら、かなりつらいはずなのに
私の指先に鼻先をくっつけてきた。
私は安心して寝た。
周囲は立ち直ったと思っているだろう。

自分はごまかせないから無防備な朝に
本当の自分が出るのかな。
後どれだけ歩いたらいいのだろう。

あのこの名前を呼んでも返事がない
つらい。

馬鹿な事と思えることにも一生懸命になる
タイムリープとか夢の中で目が覚める訓練とか過去に念をおくるとか

あのこに申し訳ないと思いながらも
過去をかえたいと願う。
出来れば動物病院へ行く前に戻りたい。