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January 25, 2007
カテゴリ：寄生虫
下痢との関連で寄生虫についてのお話です。
家のみで飼っている猫でも、 外の猫との接触がある場合、寄生虫は感染します。 なので、 外から新しく猫ちゃんを連れてきた場合、 または、外で遊ぶ猫ちゃんがいる場合は、 便をよく観察し、白い点々や、 モヤシのような白い棒状の 物体が混ざっていないか確認しましょう。 肉眼で確認できない場合も多いですので、 便のみを病院でみてもらうと、すぐに確認できます。 ★主な寄生虫の種類 ■条虫（ウリザネ条虫） 感染経路…主にノミの幼虫などを食べることから感染します。 症状…数が少ないうちはあまり症状はでませんが、 多数になると、 嘔吐、下痢、腹痛などの症状がでます。 おしりに一部が出てきて、 米粒のようにみえることもあります。 この場合、 かゆがっておしりをこすりつけたりします。 駆虫薬とノミの駆除が必要になります。 ■猫回虫 感染経路…主に母猫の母乳から感染します。（母猫はネズミや小鳥から感染） 症状…栄養を横取りするので、 元気がなくなることからはじまり、 下痢や便秘になります。 お腹が膨らんで嘔吐することもあります。 下痢、血便などの症状がでると、 子猫の場合、死に至ることもあります。 嘔吐物から確認できることもあります。 下痢の中に混じる場合、 もやしのように見えます。 駆虫剤で駆除します。 ■こう虫 感染経路…口や皮膚、胎盤など、 小腸の壁に食いつき、血を吸って生きています。 症状…特に子猫に感染すると危険で、 元気がなくなり、腐ったニオイのする、 血の混じった黒っぽい下痢をします。 貧血、下痢による脱水症状 で死に至ることもあります。 大人の猫は慢性化することもあり、 毛づやがなくなり、元気がなくなります。 この場合、 便に異常がでない場合もあり、注意が必要です。 駆虫剤で駆除します。 ひどい場合は輸血が必要になることもあります。 いずれもノミの駆除が予防の基本です。 虫自体は病院で駆虫薬などで駆除できます。 感染を防ぐには、 猫のトイレの掃除、 寝床などの掃除を頻繁にしましょう。 外にいる猫、特に子猫は必ずと言っていいほど 寄生虫がいます。（母猫からの感染など） 子猫の場合、 成長の妨げになったり命も危険ですので、 早めに病院で診てもらってください。  1本1043円フロントライン【ネコ用】3本入動物用医薬品 猫用ノミ・マダニ駆除剤 ※病院で処方されるものと同じですので、安心して使用できます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
February 24, 2007 06:42:27 AM
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