カテゴリ:下部尿路疾患(尿が出ない)
トイレ付近でジッとしていたり、
頻繁にトイレに入ったりする場合、 おしっこの様子をよ~く観察してみましょう。 おしっこが出ていなかったり、 ちびちびとしか出ないようだったら、 結石が尿道に詰まる病気になっています。 すぐに病院へ連れていきましょう。 出ないのがうんちであれば、 便秘ということも考えられます。 便秘の場合はこちらへ。 我が家には6年前に13歳で亡くなった、トムという 優秀なシャム猫がいましたが、 3,4歳のときに おしっこが出ない病気(下部尿路疾患)になり、 生死の境をさまよいました。 ※10年ほど前の写真ですが、トムと、白い猫はチャーリーです。 ↓現在10歳になるチャッピーも以前、この病気になりました。 すべての猫の10%はこの病気になるといわれ、 日頃から注意しなくてはいけません。 結石が膀胱にたまり、尿道に詰まるのですが、 尿道の細いオスが圧倒的に多くかかります。 一生のうち一度は かかってもおかしくない病気です。 トムもチャッピーも病後も何回か 軽度の下部尿路疾患にかかり、 薬を飲ませたりしました。 たしかに、やっかいな病気ではありますが、 発見が早ければ治る病気ですので、 日頃の注意が最悪のケースを防ぐことになります。 ちなみに最悪のケースとは、 尿がまったくでなくなり、 体内に尿がたまり、 高窒素血症,、尿毒症などに陥り危篤状態に陥ります。 高窒素血症になると、腎臓の機能が低下したり 脱水症状などをおこしたりします。 ■予防法 1.どこでもたくさんのお水が飲めるように 数箇所に水飲み場を設ける。 2、尿路疾患に考慮された良いフードを与える。 3.トイレは1匹に1つ。 4.1日の尿の回数。 例えば1時間に4回以上行くとか、 トイレの近くにいて、 何回も行ったりきたりする とかなりの危険信号です。 5.尿の色などをみる。(血が混じっていないか) 6.動きがぎこちない。 意味もなくおしっこの体勢のなったりすると危険です。 7.おしっこの出方は正常か。シャーっと勢いよく出ると良い。 ちびちびだと危険です。 8.トイレ以外のところでおしっこをしてしまう 9.食欲などの体調全般。 ■膀胱炎との違い。 膀胱炎になると残尿感が残るため、 排尿姿勢でじっとしてる場合があります。 一見、尿がでないのか、と思ってしまいます。 あと、最初に言いましたが、 肛門や便秘系の病気も疑ってみてください。 いずれにしても、病院で診てもらいましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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