テーマ:猫のいる生活(138221)
カテゴリ:健康チェック
動物病院でワクチンについて
聞いたことがあるでしょうか? 一般的にワクチンは 母猫の抗体がなくなる生後3ヶ月くらいの子猫 のうちから接種することが望ましいと言われています。 そこでワクチンで予防できる 病気のお話をしたいと思います。 4種混合ワクチンについて、 4種類の病気を予防できるワクチンということですね。 1.猫ウィルス性鼻気管炎 いわゆるネコ風邪です。 猫同士の接触による感染が主です。 まれに人間から感染することがあるので、 帰宅後に石鹸などで手洗いをしてください。 ■主な症状 くしゃみ、鼻水、涙目(結膜炎)発熱(39,5~40,5度) 食欲不振、沈うつ(元気ないなど) 保温、流動食などを食べさせ看病します。 間違っても人間用の薬は飲ませないように、 動物病院の指示に従ってください。 2.猫カリシウィルス感染症(肺炎) 強い伝染力を持っています。 舌や鼻、硬口蓋に腫瘍が表れます。 ■主な症状 発熱、食欲不振、倦怠感、軽度の結膜炎、歯肉炎 くしゃみ、流涙、元気消失、食欲不振など。 人間のインフルエンザとよく似ていて、 流行する型が毎年異なります。 目と鼻への抗生物質を投与し、 保温、流動食などで看病します。 1と同様、人間用の薬は飲ませないでください。 動物病院の指示に従いましょう。 3.猫汎白血球減少症(猫パルポ) 非常に強い感染力で、 子猫は1日で死にいたることもあります。 ■主な症状 40度以上の発熱、食欲不振、嘔吐(吐く)、 下痢による脱水症状。 寝床、吐いた場所、 使った食器は ハイターを30倍薄めたもので消毒します。 すぐに病院で検査、診察を受けます。 4.猫白血病ウィルス感染症 母乳、唾液、尿、涙液、母乳、 血液、胎盤を介して感染します。 ウィルス自体はそれほど強くなく、 感染確率が高いのは、 喧嘩による外傷、 口、鼻などの濃密な接触です。 ■主な症状 元気消失、食欲不振、リンパ腫、 貧血、嘔吐、下痢、便秘、咳など。 治療は抗がん剤の投与などです。 いずれの病気も 外の猫との接触で感染することが 圧倒的に多いようです。 新入りの猫が来た場合や、 外で他の猫と接する機会がある猫ちゃんは、 必ず接種しましょう。 完全に家で暮らす猫も、 できれば接種するのが望ましいです。 動物愛護協議会特別会員 法人 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 22, 2007 02:00:21 AM
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