テーマ:猫のいる生活(138221)
カテゴリ:鼻水、涙目、風邪の症状
猫に多く見られる症状に鼻水、くしゃみがあります。
犬より猫の方が 呼吸器系の病気にかかりやすいと言われています。 鼻の穴から奥を鼻腔。 鼻腔とつながるところに、 副鼻腔という骨の空洞があります。 鼻腔と副鼻腔が炎症を起こすと鼻炎になります。 ■病院に連れて行くポイント 1.繰り返しのくしゃみ。 2.熱がある。 3.鼻水に色があり、量が多く、粘りがある。 4.鼻水に血が混じる。 5.呼吸が苦しそう。 6.他の症状。(食欲の減退、脱水症状) ■初期で軽い症状 水溶性の鼻水で、鼻のまわりが汚れます。 前足で鼻のまわりをこすったりします。 ■重度の症状 粘り気のある膿(うみ)のようになり、 稀に血液が混じります。 鼻で呼吸するのが困難になり、 口をあけたり、呼吸が荒くなります。 匂いがわからなくなるので、 食欲が減退し、元気もなくなります。 ■考えられる病気 1.猫伝染性鼻気管炎 2.猫カリシウィルス。 (風邪のような症状で猫同士で感染します) ※副鼻腔炎、細菌感染、真菌感染。 肺炎など、他の臓器の病気。 ■ウィルス以外の原因 1.乾燥した寒い場所にいる。 2.刺激性の薬品を掃除などで使った。 3.煙、ガス、異物の吸引。 4.花粉、ハウスダスト、イエダニ。 ■診断のポイント 単なる鼻炎なのか、ウィルス性なのかということが 一番知りたいポイントだと思います。 ※慢性的な場合、 病歴がわかれば診断しやすいようです。 一時的であれば、単なる鼻炎。 慢性化してくるとウィルス性の可能性は高いです。 ウィルス性で慢性化すると、 完治するのに時間がかかりますし、 それだけ、抗生物質などの薬を服用する期間も長くなります。 猫ちゃんの負担を考えると、 軽度であれ、重度であれ、 早めに病院で診てもらうのがいいと思います。 (ウィルス性であれば、当然伝染します。) ※副鼻腔炎 重い症状だと副鼻腔炎の可能性が高いと言えます。 (慢性化、呼吸が苦しい、口を半開き、血が混じる) 鼻の穴がふさがれて鼻水が出なくなると、 副鼻腔に鼻汁がたまり、蓄膿症になってしまいます。 ウィルス性により、なることが多いようです。 猫の鼻や喉のトラブルにマタタビ入り・パインスター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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