カテゴリ:老齢の猫について
そもそも猫は何歳から老化するのでしょうか?
昨年亡くなったミッキーという猫は 19歳でしたが、 13,4歳までは若い感じで、 年寄りって感じではなかったです。 一般的には8歳ごろから老化がはじまると言われてますが、 猫によって、まちまちのようです。 最近の猫は長寿化してきたと言われています。 (外で暮らす猫は4~5年くらいです) 私が子供のころ、20数年前は、 11歳で、なかなかの長寿だと言われたものです。(よね?) ■猫の長寿化の要因 1.食生活の向上(キャットフードの研究が進む) 2.飼い主の意識が高まっている。 3.獣医学の発達。 (。。。といわれているようですが、 個人的にはちょっと違うような気もします。) 老化のはじまりは、 個体差というよりは 生活環境や食生活による影響が大きいようです。 猫が老齢になってくると(健康な猫で10歳ぐらい) 心臓、脳、肝臓、腎臓などが弱り、障害が出るようになります。 ■老齢化の目安(外見的なもの) 1.眠る時間が増える 2.毛のツヤがなくなってくる 3.筋肉の張りがなくなり、お腹が垂れ下がってくる。 4.自分の汚れを気にしなくなってくる。 ■老齢猫のかかりやすい病気を簡単に説明します。 1.腎臓の病気 ・慢性間質性腎炎 ・慢性腎不全 症状 ・やせてくる ・水をたくさん飲む ・尿の量が増える ・食欲の低下 ・呼吸が苦しそう あと、口臭や、頻繁な嘔吐、貧血など 気付きにくい病気なので、 早めの診断が必要です。 原因はたんぱく質の過剰摂取だといわれています。。 2.ガン(悪性腫瘍) 主にリンパ腫だといわれています。 貧血、やせる、苦しそうな呼吸、嘔吐、下痢 元気消失などの症状がでます。 最近ではメス猫の乳ガンも増えているそうです。 その他、脳の腫瘍、皮膚ガン、腹腔のガンなど 3.心臓病 原因は、ビタミンEの不足、ウィルス感染など 4.関節炎や骨折など 関節や骨の老化により、 高いところから飛び降りるなどすると、 関節炎や骨折など起こします。 5.口の中の病気 歯周病などになりやすくなります。 食欲が低下したら口が痛いのかもしれません。 →歯磨きの仕方 →口内炎について 6.便秘は排尿障害 腸の働きの低下による便秘、 結石がつまることによる、尿毒症など。 →便秘について →下部尿路疾患について 7.痴呆症 周囲の出来事への反応が鈍くなり、 トイレ以外で排便・排尿をしたりします。 8.甲状腺の病気 神経質になったり、活発になったり、 異常な食欲をみせたりします。 多量の水を飲む、下痢、多量の尿など。 甲状腺とは、 成長、基礎代謝、糖の代謝などを促進するホルモンを 分泌する器官です。 甲状腺の病気は、 この甲状腺ホルモンが 大量に分泌されることによりおこります。 手術により、改善できるそうです。 (老齢なので、するかどうかは 獣医と飼い主さんの判断になりますが・・・) ☆年をとった猫は、静かな暖かい場所に ダンボールかベッドなどを用意し、 毛布などを敷いて寝床を確保してあげましょう。 食欲がないときは、スプーンなどで、 流動食などを食べさせてあげると良いでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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