テーマ:猫のいる生活(138941)
カテゴリ:皮膚の病気
猫の姿をみて安心するとき・・・。
いろいろあると思いますが、 私の場合、毛づくろい(グルーミング) をしているのを見たときです。 何故かというと、 毛づくろいをしていれば、 健康なんだなと思うからです。 (アバウトな診断ではありますが) ここで、皮膚など外見からわかる 健康状態についてお話します。 1.毛のつやが悪い 体調を崩すと、毛づくろいをしなくなり、 毛並みが悪くなります。 元気もなくなると思いますので、 病院でも検査が必要です。(寄生虫や感染症など) 2.かゆみがある ノミ、ダニなどの外部寄生虫(この場合、同居の動物みんなかゆがります) 皮膚炎(アレルギー性、内分泌性など) 感染(細菌、真菌、外部寄生虫) 食事の内容を変更したあとにかゆがるときは 食物アレルギーでしょう。 ストレスがたまった場合も身体の一部を集中して舐めたり、 噛んだりします。その部分がハゲます。 本当にかゆいわけではありません。 内臓の病気(腎臓、肝臓、糖尿病、栄養障害、腫瘍など) で皮膚にかゆみがでるものもありますし、 精神的な病気でもかゆがることがあるようです。 3.脱毛がある かきすぎて抜ける場合と、 アレルギーやホルモン異常で脱毛することがあります。 円形症だとはツメダニ症、皮膚糸状菌症が考えられます。 左右対称性脱毛 性ホルモンのバランスが関係していると言われています。 その他、耳疥癬、膿瘍など 4.フケがある アレルギー性、脂濡性皮膚炎。 ノミ、ダニ(ツメダニ症)も考えられます。 5.ぶつぶつができる 背中から尾にかけてのぶつぶつはノミアレルギー、 耳や鼻の頭のぶつぶつは蚊のアレルギーです。 6.黒い粒々がある これはノミの糞であることがほとんどです。 寝床などに落ちていることも多いです。 急いでノミの駆除を。 下アゴが汚れているときは、 「ネコざそう」という、いわゆるニキビです。 赤い斑や小さなぶつぶつができます。 ときに、黒い小さなできものがでることもあります。 赤く腫れたりかゆみを伴うこともあります。 原因はわかっていませんが、 脂肪分の摂りすぎやネコの体質だと言われています。 ネコは下あごを自分でかいたり舐めたりできないので、 シャンプーなどで清潔に保ってあげましょう。 ひどい場合は病院で診てもらいましょう。 7・背中などの皮膚をつまんでも元に戻らない。 これは脱水症状をおこしています。 目もくぼんでいると思います。 危険な状態なので至急病院へ。 皮膚がかゆい、というだけでは、 診断は難しいようなので、 1.本当にかゆいのか? 2.脱毛やキズ、腫れはないか? 3.特定の場所をかいているのか? 4.同居しているネコやイヌはかゆがっているか? 5.何か病気にかかっていたか? 6.薬を飲ませているか? など、獣医さんの質問に答えられるように、 よく観察し、データを集めておきましょう。 シャンプーをする場合は、 人間用ではなく犬猫用を使用しましょう。(トラブルの原因になります) 現役トリマーがペットとトリマーの事を考えて考えて作った 100%無添加ペットシャンプーコパイバマリマリ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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