テーマ:猫のいる生活(138987)
カテゴリ:猫エイズ
猫エイズ(猫免疫不全ウィルス感染症)は
いわゆる特効薬のようなものはないので、 かかってしまうと、 猫本人も飼い主も 根気よく付き合っていかなければいけません。 感染しているかどうかは、 動物病院で血液検査で調べることができます。 今日は、感染経路と症状について お話します。 ■感染について 猫エイズウィルスは、 空気に触れると死んでしまうため、 感染力は強くありません。 専門書によっては、 同じ食器でも感染しないと書いてありますが、 別々にした方が良いとの説もあるので、 食器は一応別にした方が良いでしょう。 感染の一番の原因は、 ケンカによるキズなどからの感染です。 仲が悪い場合は、血が出るほどのケンカをしますので 外の猫や、仲の悪い猫との接触は絶対避けましょう。 人や他の動物には感染しません。 ■症状について 感染の一ヶ月後くらいに発熱し、 リンパ節が腫れることがあります。 最初の症状は一時的なものでおさまるようです。 数ヶ月から数年にわたり免疫が落ちてくるので、 細菌など2次的な感染による症状がでることがあります。 1.口内炎(もっとも多い症状です) 2.慢性の鼻炎 3.下痢の慢性化 4.目ヤニ、結膜炎 5.細菌による皮膚炎、外耳炎 末期になると、貧血、リンパ腫などで、 ガリガリにやせてしまいます。 ■予防法 ワクチンはないので、 とにかく外出させないことが一番です。 かかってしまったら、 早期に発見し、治療することです。 末期になってしまうと かわいそうなので、 末期になることだけは避けられるように 日頃、健康チェックをしてあげましょう。 ↓ネコエイズについては、これが一番詳しい本です。 猫のエイズ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 3, 2007 01:14:52 AM
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