テーマ:猫のいる生活(138987)
カテゴリ:鼻水、涙目、風邪の症状
さて、花粉症の季節ですね。
この時期、大変な人もいるかと思いますが 猫は花粉症になるのでしょうか? 昨日、ネコちゃんが 花粉症で大変なことになってるという コメントをいただきましたので、 花粉症のような症状(鼻水、涙目)について わかる範囲でお話したいと思います。 花粉やハウスダスト(部屋の空気中に舞うチリなど)、 イエダニなどで、 アレルギー性鼻炎になることはあります。 人間同様この時期、 症状がでる猫ちゃんは増えてるそうです。 単なる鼻炎なのか、 ウィルス性か、菌によるものかによって 治療も変わってきます。 見た目で判断するのは危険なので、 アレルギー性かウィルス性かの 原因を特定するため、 血液検査をする必要があります。 鼻水がひどい場合、 放置して慢性化すると、 副鼻腔炎から蓄膿症になり 治療が長引いてしまいますので 早めの治療が先決です。 涙目がひどい場合、 流涙(りゅうるい)症と呼ばれています。 ■流涙症の原因 1.結膜炎や角膜炎による刺激 2.異物、煙、冷風などによる、 急性緑内障、眼瞼(がんけん)内反症 などの目の病気。 3.何らかの原因で、 涙を排出する経路がふさがれている。 これもやはり、 病院で検査しないと特定はできません。 →目の病気について ★目と鼻の症状で考えられる感染症 ■ウィルス性の場合 1.ウィルス性鼻気管炎 風邪の症状や角膜炎など 他の猫にうつります。 2.カリシウィルス感染症 目ヤニ、鼻、肺炎、口の潰瘍など。 これも他の猫にうつります。 以上の2つはワクチンで予防できます。 ■ウィルス性以外の場合 (ワクチンを接種してるのに症状がでる場合) 1.クリプトコッカス症 クリプトコッカスという カビに感染して発症する病気です。 くしゃみや鼻水で鼻の周りが腫れて、 顔が変形することもあります。 皮膚にしこりができることもあります。 部屋をキレイにしていれば、 感染することはないですが、 猫エイズや白血病で免疫が落ちてるときに 感染しやすくなります。 2.クラミジア 細菌の仲間である、クラミジアに感染し、 結膜炎を引きおこします。 ※少し異なりますが、 伝染性腹膜炎のドライタイプだと、 目の中がにごったり、出血したりします。 いずれにしても、原因がわからない限りは、 病院での診断が完治への近道です。 特に鼻炎は(目もですが) 慢性化すると完治に時間と費用が かかりますので、 猫ちゃんのためにも早めの治療をお願いします。 蜂の殺菌液を濃縮したプロポリスです。 天然で副作用はありません。 ビープロン(34%高濃度プロポリス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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