テーマ:猫のいる生活(138975)
カテゴリ:伝染性腹膜炎(FIP)
お腹が膨らみ、
死ぬこともある怖い病気です。 この病気は コロナウィルス系のウィルスによるものです。 1.猫腸コロナウィルス 2.猫伝染性腹膜炎ウィルス 口や鼻から感染しますが、弱いウィルスで、 1に感染しているときは、 あまり病気は起こしません。 健康な猫なら便で排出し、やがてはなくなります。 1のウィルスを持ってて、猫エイズや 白血病ウィルスの感染、 あるいはストレスで免疫が弱っているときに、 2のネコ伝染性腹膜炎を起こします。(これがやっかい。。) ネコ伝染性腹膜炎は ドライタイプ(乾性型)とウェットタイプ(湿性型)があり、 75%はウェットタイプです。 ウェットとドライでは症状が異なります。 ネコ伝染性腹膜炎の症状 ■ウェットタイプ 1.はっきりした症状がでます。 2.お腹に水がたまり膨らむ。 3.胸に水がたまり呼吸困難になる。 4.食欲、元気がなくなり体重が減る。 ■ドライタイプ 1.症状がわかりにくい。 2.目がにごったり、出血したりする。 3.神経に異常が出るため、うまく歩けなくなる(麻痺)。 4.慢性的は発熱、食欲減退、体重減少など。 症状は急に出たり、 軽く症状が出て、数週間後から数ヶ月かけて 徐々に進行したりと、様々です。 いずれにしても、 予後は悪く、 決定的な治療法もないため(内科的な治療が主) 死んでしまうことが多いです。 ■予防法 ワクチンはないので、 地道に予防することが必要です。 1.ウィルスを持っている猫との接触を避ける。 2.猫同士のケンカを避ける。 3.避妊・去勢手術をする。 4.白血病ウィルスなどと混在すると、 もっと予後が悪くなるので、 4種のワクチンを定期的に接種する。 とにかく、かからないためには 室内での飼育が一番です。 何か少しでも似た症状がある場合は、 早く病院へ連れて行ってあげてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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