カテゴリ:糖尿病
この前、テレビで、
「デブネコ特集」をやってました。 確かにかわいいですが、 この病気のことを考えると複雑な気持ちになります。 ■インスリンとは? 細胞が血液中から糖を取り込んだり 肝臓が脂肪やたんぱく質を処理する のをたすける大切な役割を果たしています。 ■糖尿病の仕組み すい臓でつくられる、 インスリンという物質が減少し、 血糖値のコントロールが できなくなることによってかかります。 インスリンが減ると、 血中の糖が そのまま尿として捨てられるだけでなく、 たんぱく質や脂肪を 分解するのも難しくなります。 すると、体内に「ケトン体」という 有害な物質ができ、 様々な症状を引きおこします。 ■糖尿病になる原因・条件 1.肥満の猫 肥満になると、インスリンの分泌量が 急激に増えて、生産が追いつかなくなり、 やがてコントロールできなくなります。 2.10歳以上の高齢の猫 全体が衰えてくると、 すい臓の機能も低下し、 肥満という条件もあてはまれば、 さらにリスクは高くなります。 3.すい臓炎にかかった猫 すい臓の病気になると、 インスリンを分泌が少なくなり、 糖尿病になります。 4.ストレス 精神的なストレスを感じると、 血糖値が上昇します。 病院にくだけでも血糖値があがる猫もいます。 でもこれは一過性であることが多いです。 5.薬や遺伝 ステロイドや利尿薬、心臓の薬で、 インスリンのはたらきを弱めたりします。 あと、遺伝による先天的なことなど。 ■初期症状 1.元気がなくなる 2.食欲が旺盛になる 3.多飲多尿になる ■進んだ症状 4.下痢・嘔吐 5.脱水症状 6.黄疸症状 この3つは、ケトン体が血液に混じった状態で、 「ケドアシドーシス」という状態です。 (名前は覚える必要はないです。。一応) 進んだ状態で、放置すると、 こん睡状態におちいり、 死んでしまいます。 ■その他の症状 白内障や腎臓病など。 ■治療や看護 この病気になってしまうと、 猫ちゃんだけでなく、 飼い主さんの負担も大きいものとなります。 毎日のインスリン注射。 食べるものも療法食に制限されます。 療法食を好まずに食べないと、 別の病気になったり、 低血糖でふらついたりするので、 看病も大変なようです。 ■予防法 1.日頃の体重管理、食餌管理 2.炭水化物と糖分を摂り過ぎない。 (バランスの良い食餌) 3.精神的なストレスをなくす。 4.適度な運動 原因をできるだけ取り除き、 かからないようにしてあげてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 7, 2007 03:28:10 AM
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