テーマ:猫のいる生活(138221)
カテゴリ:心臓の病気
猫が咳き込んだりするとき、
それが何日も続いたり、 ひどい場合はいくつかの病気が考えられます。 さて、次のうち、どの病気でしょう? 1.呼吸器系 2.ウィルス系 3.フィラリア 4.心臓の病気 正解は全部なんですが。。。 心臓の病気(特に症状)についてお話します。 高齢になればなるほど、 かかる可能性が高くなりますが、 全体的に犬ほど多くはなく、数は少ないです。 ■心臓の病気 1.心筋症 2.先天性疾患 3.後天的疾患 ■心筋症の症状 1.元気がなくなり食欲もなくなる。 肺に水がたまり、 呼吸が困難になるので、当然といえば当然です。 このとき、空咳をすることもあります。 2.うずくまって動かなくなる。 胸水や腹水がたまって、 苦しいからではないかと思います。 心筋症になると、 血液がかたまりやすくなるので、 血管の中に血のかたまりがつまって、 血栓ができます。 こうなると、大変危険です。 突然死することもあります。 早期発見には、 1の段階で気付くことが大事になります。 ■かかりやすい猫の種類 1.肥大型心筋症 若い猫か5~6歳ぐらいの猫。 ノルウェイジアンフォレストキャット、 メインクイーンなど 血栓ができやすくなり、吐きやすくなります。 左心室の異常で血液を送り出す量が減ります。 2.拡張型心筋症 中年以上の猫 シャムネコ、アビシニアン、ビルマネコなど 体温が低くなり、脱水症状になります。 左心室と右心室の壁が薄くなり、 血液を送り出す力が弱まります。 ■原因など 実際はあまり多くない心臓の病気ですが、 一応、気をつけておいてください。 1.(拡張型の場合)タウリンの摂取量が少ない。 最近ではタウリンが含まれるフードが増えてます。 2.ウィルス感染などとの併発や遺伝的要素。 それ以外の原因は不明だといわれています。 ■先天性疾患の主な症状 生まれつきの心臓の欠陥ですが、 全体の1%から2%ぐらいです。 シャムネコに多いようです。 病名はいろいろありますが、 ここでは症状だけ書いておきます。 1.運動後、すぐに息苦しくなる 2.空咳や疲れやすくなるなど 3.運動後にチアノーゼ(舌や唇が青紫になる) がおこる。 4.呼吸が重くなる 5.じっとうずくまっている 6.呼吸困難(肺に水がたまるため) 7.体温の低下 下にいくほど重い症状になります。 特に4,5,6,7は、 生命に危険が伴います。 ただ、心臓病は、 症状がなくても、 突然死することがあるので、恐いです。 ■後天性の疾患 1.不整脈 心臓への酸素の供給が行き渡らなくなったり、 また、血液成分の異常であったり、 あと、薬物によっても不整脈が発生します。 2.心臓弁膜の疾患 細菌感染や、弁の障害など。 細菌感染の原因は口内炎が多く注意が必要です。 血液逆流の逆流による、 うっ血性心不全になるものがあります。 いろいろ書きましたが、 症状だけは頭に入れておいて、 特に今回あげた種類の猫を飼われている方は 万が一のときに備えておいてください。 老犬、老猫、 心臓病のペットのための低反発マットです。 オールシーズン快適・低反発マットの冬用セット 低反発クールベッド・Mサイズ+保温・人工ラム... ★今回の記事について 「ちょっとは役に立った」と感じて頂けましたら、 クリックしてもらえると嬉しいです(^-^) →人気blogランキングどうぞよろしくです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 26, 2007 10:52:26 PM
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