カテゴリ:猫の健康な食事
「ビタミンB欠乏症」
猫は犬の5倍のビタミンB1を必要としていますが、 猫は犬よりも魚好きなので、 ビタミンB1が不足しがちになります。 ビタミンB2やB6の欠乏症もありますが、 まれでB1の欠乏症がもっとも多いといわれています。 ■症状 1.食欲の低下や軽い吐き気 2.目の瞳孔が開きがちになる 3.ふらふらとした歩き方になる 4.すわっているときは背中を丸めたような姿勢になる 5.けいれん 6.大きな声で鳴き叫ぶ やがてはこん睡状態に陥り死に至ることもあります。 ■原因と予防 魚中心の食事であるのと同時に、 生の魚の内臓には、 ビタミンB1を分解するチアミナーゼという物質が含まれています。 このサイクルになってしまうと、 ビタミンB1の欠乏に拍車をかけてしまいます。 火を通せばチアミナーゼは消滅するので、 生の魚介類はなるべく与えないようにします。 1.魚を与える場合は火を通す 2.古いドライフードを与えない (古くなるとビタミンB1が壊れるため) 3.ちくわ、かまぼこなどを主食にしない。(吸収しにくい) 4.慢性の下痢に気をつける(ビタミンB1を吸収できなくなる) ■ビタミンB2とB6の欠乏症の症状 1.食欲不振、体重減少 2.頭部や耳の毛の脱毛 3.舌炎、口内炎など ■原因と予防のポイント 1.高温で調理するとB6が破壊される いつも高温で調理している場合は注意が必要。 2.卵、レバーに多くのビタミンBが 含まれているので、不足のときは与える (与え過ぎには注意する。。ビタミンA過剰症になる) ビタミンB類の欠乏症の予防には 栄養バランスの良い新鮮なフードを与えましょう。 もし、この病気が疑われる場合は、 獣医師の相談のうえ、ビタミンBの投与が必要になります。 ちょっと不足気味かも。。という場合は、 おやつ代わりにビタミン類を補給するものいいでしょう。 P-ball premium kitchen 一口チーズ 80g もちろんですが、 魚自体が悪いというわけではありません。 良質なたんぱく質ですし、昔の猫たちはそれで育ってきました。 お肉と一緒にバランスよく与えることで、 健康にとって有意義なものになるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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