テーマ:猫のいる生活(138942)
カテゴリ:老齢の猫について
猫は一般的に7歳頃から老化がはじまり、
行動や見た目に変化が判るのは8歳~10歳からです。 最近ではアンチエイジングな猫ちゃんも多いので、 13,4歳ぐらいまで兆候のない猫ちゃんもいます。 ここで老齢の兆候について紹介します。 まずは、視力や聴力が鈍ることによる行動の変化。 1.飼い主が帰宅しても出迎えなくなる。 これは飼い主を嫌いになったわけではなく、 気づいていないだけです。 この場合、 そっと体を撫でながら名前を呼んで上げると、 気づいてくれます。 2.よそ者に攻撃しない。 家の環境にもよりますが、 外の猫ちゃんがうっかり入ってきてしまう場合、 若い猫なら攻撃して追い出してしまいます。 これも視界が狭くなり、気づかないことがあります。 もちろんですが、戸締りをしっかりして、 ケンカにならないように注意しましょう。 次に、肉体の衰えからくる兆候。 1.グルーミング(毛づくろい)が減る。 コトラのようにし過ぎるのは問題ですが、 老齢になると、肉体の衰えからグルーミングの回数が減ります。 ブラッシングなどでケアしてあげましょう。 2.新入り猫に興味がなくなる(争おうとしない) これは、若い猫と張り合う気力がない、というのと、 肉体の衰えから勝てないと察しているのかもしれません。 通常、新入り猫がいじめられないか気になるところですが、 この場合、慣れるまで接触させるのは避けましょう。 逆にいじめられるとかわいそうです。 話がそれますが、 我が家にサムという5歳の大きな猫がいるんですが、 サムは老齢の猫をいつも守ろうとします。 まるで介護してるみたいに。 昨年亡くなったミッキーの傍にいつもいましたし、 今は10歳のチャッピーが何か言ってると、 ササッと近くに寄ってきます。(心配なんでしょうか) サムのような猫は稀だと思いますが、 みなさんの猫ちゃんはいかがですか? 老齢猫の話に戻ります。 上記以外での変化。 1.味の好みが急に変わる。 幼年期の好みに戻ることを「嗜好の戻り」というそうですが、 突如として幼年期の味覚に戻ることがあるみたいです。 2.あらゆるものに攻撃的になる。 先ほどの話とかなり矛盾するようですが、 逆に攻撃的になることもあります。 これは自分の身を護るためのものですので、 心を刺激しないように注意してください。 余程の理由がない限りは、 老齢の猫がいる場合、猫は増やさないようにするのが得策です。 老齢猫は不安で恐怖心が若い猫より強いですので、 ときに攻撃的なったりすることもありますので、 滅多なことでは怒らないように、 優しくいたわりの気持ちで接してあげるようにしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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