テーマ:猫のいる生活(138997)
カテゴリ:猫の健康な食事
猫は一般的に食べ物に飽きやすいといわれています。
ですが、人間のように、 野菜や果物など多くの食材を好むわけではありません。 その理由のひとつはタンパク質です。 猫は、犬や人間以上にタンパク質を必要とし、 タンパク質を吸収、代謝する能力に長けています。 猫が肉食といわれる所以です。 タンパク質はアミノ酸がいくつも連なってできています。 猫はタンパク質を体内で いろんなアミノ酸に分解したりしながら、 様々なことに利用しています。 猫にとってアミノ酸とは、 生きていくうえで一番必要な栄養素で、 本能的に摂取しようとします。 アミノ酸は何種類もあり、 食物から摂取しなくてはいけないものも多いので (必須アミノ酸のタウリンなど) いつも同じ食べ物ではなく、 違ったバリエーションで摂取しようとします。 ここに「飽きっぽい」理由があります。 いつも同じものをあげてると、 「ちょっと違うアミノ酸がほしいな~」 と思うのかもしれません。 アミノ酸は味をおいしく感じる“だし”のような働きもします。 カツオ味が食べたいときもあれば、 鶏味やとんこつ味が欲しいときもあるわけです。 飽きっぽいのは単にわがままなだけではなく、 猫が本能的にいろんなアミノ酸(だし)を欲しているからなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 14, 2007 02:03:05 AM
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