テーマ:猫のいる生活(138939)
カテゴリ:骨の病気
クル病という病気があります。
骨の成長が止まる病気で、 成長期にかかってしまうと発育不全になってしまいます。 ■クル病の症状 1.軟骨が増殖するため、 関節部分や骨の末端部がふくらみ、 手足が変形してしまう。 2.歩き方がおかしくなる、 3.胸の形が変形し、触るとゴツゴツした感じになる。 ■原因 1.栄養バランスの悪い食事(リンの過剰摂取など) 2.慢性の下痢により、腸がカルシウムを吸収できなくなる。 ■リンとカルシウムのバランス 骨をつくるのはカルシウム。 しかしカルシウムだけでは骨はつくられす、 ビタミンDの力が必要となります。 あと、リンをカルシウムより多く摂ってしまうと、 カルシウムを正常に吸収できなくなります。 ドライフードの成分をみると、 リンとカルシウムの値が書かれています。 理想はリン1に対し、カルシウム1,2~1.5。 リンの適正値は0,9%ぐらいともいわれますが、 リンの数値だけでなく、 カルシウムの数値とのバランスが大事です。 ■ポイント 1.リンとカルシウムのバランスと、 ビタミンDの摂取。 2.ビタミンDは食事以外に、 日光にあたることにより、皮膚の中でつくられますので、 適度な日向ぼっこは大切。 3.ビタミンDは過剰摂取すると 血管内にカルシウムが付着することがあるので、 注意が必要。 カルシウムの少ない食事(生肉など)を与える場合、 意識してカルシウムを摂取させるようにしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 1, 2007 01:12:12 AM
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