カテゴリ:猫の貧血
ヘモバルトネラという小さな生物の感染により、
貧血をおこす病気です。 白血病ウィルスなどに感染して免疫が落ちていると、 感染しやすくなります。 ■症状 1.発熱 2.食欲減退 3.元気がなくなる 4.貧血(口が白っぽくなる) 5.黄疸(目や口が黄色っぽくなる) 貧血の状態が続くと呼吸困難になります。 早期に治療すれば完治することも多いですが、 体内にヘモバルトネラが残ることもあり、 数ヵ月後に再び症状がでることがあります。 このように、慢性化すると、 完治は難しくなり、症状も重くなってしまいます。 ■原因 1.ヘモバルトネラという菌が 赤血球を破壊することで貧血をおこします。 2.ネコ同士のケンカによる傷からの菌の侵入 3.ノミやマダニからの感染 2と3は通説ですが、 血に関係する病気であることからそういわれています。 ■予防 はっきりとした予防法はありませんが、 上の原因から、ケンカを避けるため、去勢・避妊をし、 室内で飼うこと。ノミとマダニを完全に駆除することが挙げられます。 仮に感染し、発症してしまった場合、 早めに治療をすれば回復することが多いです。 ただ、体内に潜んでいることもあるので、 回復後、数ヶ月、数年ののち、再び発症することもあります。 体内に潜んでいるだけの状態(慢性のキャリアー)で、 発症しなければ大きな問題はないですが、 別の病気などで体力が弱くなると、発症する確率が高くなります。 この場合、治療で完治することは困難だといわれています。 見つけた場合はすぐに治療することと、 あらゆる病気を日頃から予防するのが大切でしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 25, 2008 04:09:39 PM
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