カテゴリ:皮膚の病気
猫が身体をかくとき、観察するポイントを紹介します。
1.いつから痒がっているのか? 2.どこから掻きはじめて、どのように広がったか? 3.かくところはどこか? 4.痒がる程度は? 5.掻くところに何か異常はあるか? 6.全体を掻くとき、特にどこを一番痒がっているか? 7.突然掻きはじめたか?徐々に掻きはじめたか? もし病院へ行かれる際は、この7点について報告してください。 ■考えられる原因 1.ノミやダニよる皮膚病 ひどいかゆみで、体を舐めたりかんだりします。 ノミは首のまわりや尻尾のまわりにいることが多いです。 かきすぎると皮膚を傷つけたり、首や背中が脱毛します。 2.疥癬(かいせん)ダニによる皮膚病 ヒゼンダニ(丸っこいダニです)が原因です。 顔や耳が脱毛し、かさぶたができます。 かゆみで掻きすぎて血が出ることもあります。 免疫力が下がっていると感染しやすくなります。 3.皮膚の乾燥 皮膚が弱い猫は乾燥でもかゆくなることがあります。 4.肉芽腫などのデキモノ いたるところが脱毛し、ただれや潰瘍ができます。 腹部や内モモにできるタイプと、 くちびるにできるタイプがあります。 かゆみとともに痛みも伴います。 5.食べ物のアレルギー 新しい食べ物で反応してしまうことがあります。 食べてだいたい1時間から数時間で皮膚が赤くなり、 脱毛し、ブツブツができます。 耳やひたい、目のまわりや首や全身に症状がでます。 猫がかゆがるときは、後ろ足でかくだけではなく、 しきりに舐める動作も含まれるので注意深く観察してください。 こちらの病院では、 猫の被毛とフケ、かさぶたなどを郵送するだけで検査ができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 25, 2008 04:06:43 PM
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