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April 19, 2008
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猫の病気で一番多いのは、
腎臓や尿路など泌尿器系の病気です。

高齢になると、
特に腎臓に気をつける必要があります。

■泌尿器系の病気

1.下部尿路疾患

2.尿毒症

3.慢性腎不全

4.急性腎不全

5.腎炎

6.水腎症

7.膀胱炎

8.膀胱、腎臓の腫瘍

猫は泌尿器系の病気になりやすい動物です。

腎臓には、
老廃物を処理するネフロンという器官があります。

猫は犬や人間と比べて、
ネフロンが少ないのが理由だといわれています。

※犬は腎臓1個に約40万個。人間は100万個以上。
猫は20万個しかありません。

尿管に結石ができやすいのも猫の特徴です。

猫の祖先はアフリカの乾燥地で住んでいました。
乾燥地で生きるために、
水分を無駄なく利用するように体はできており、
尿を濃い状態まで濃縮するはたらきを備えています。

猫の尿は弱酸性です。
弱酸性を保っていれば、
結石ができることはありませんが、
栄養バランスの問題で、アルカリ性になると、
結石ができやすくなってしまいます。
特にオスは尿管が狭いので、さらになりやすくなっているようです。

よって、泌尿器系の病気には、
日頃から特に気をつける必要があるのです。





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Last updated  April 25, 2008 08:26:26 PM
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