カテゴリ:下部尿路疾患(尿が出ない)
猫の病気で一番多いのは、
腎臓や尿路など泌尿器系の病気です。 高齢になると、 特に腎臓に気をつける必要があります。 ■泌尿器系の病気 1.下部尿路疾患 2.尿毒症 3.慢性腎不全 4.急性腎不全 5.腎炎 6.水腎症 7.膀胱炎 8.膀胱、腎臓の腫瘍 猫は泌尿器系の病気になりやすい動物です。 腎臓には、 老廃物を処理するネフロンという器官があります。 猫は犬や人間と比べて、 ネフロンが少ないのが理由だといわれています。 ※犬は腎臓1個に約40万個。人間は100万個以上。 猫は20万個しかありません。 尿管に結石ができやすいのも猫の特徴です。 猫の祖先はアフリカの乾燥地で住んでいました。 乾燥地で生きるために、 水分を無駄なく利用するように体はできており、 尿を濃い状態まで濃縮するはたらきを備えています。 猫の尿は弱酸性です。 弱酸性を保っていれば、 結石ができることはありませんが、 栄養バランスの問題で、アルカリ性になると、 結石ができやすくなってしまいます。 特にオスは尿管が狭いので、さらになりやすくなっているようです。 よって、泌尿器系の病気には、 日頃から特に気をつける必要があるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 25, 2008 08:26:26 PM
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