ハック、そりゃあないよ
2月5日我が家の長老ハックが急逝した。享年12歳。12月にお腹の調子が悪くなって受診して血液検査したけど年相応に腎臓が少し悪くなっている以外は問題なし。腎臓だって、薬が必要なレベルでもなければ療法食が出されたわけでもない。普通に日常生活を送っていれば大丈夫なレベル。それなのに。突然。寝ていた時にうめき声をあげてヒクヒクして。寝ぼけているのかと思って顔を見たら様子がおかしい。慌てて心臓マッサージしていたら大痙攣をおこす。時間外だったけどかかりつけに電話して、受診の許可をもらったからキャリーに入れようと体を動かしたら鼻血が出て逝ってしまった。異変から15分くらいの出来事。気持ちの整理なんてつくわけがない。今だって、ダンボールの中で寝ているみたいなんだもの。むくっと起き上がって、ダンボールの縁をかじって、カスをペッペッてやって…そんなことしてくれそうな雰囲気なのに、体はカチカチなんだ。ひたすら、なんで?どうして?元気だったじゃん と繰り返す。ハックは実家で飼っていたミニピンのキー太郎くんの生まれ変わり。そのキー太郎くんもゴミ捨てに行った父の後を追いかけて外に飛び出し車に轢かれて急逝した。ハックになった今世は、じーさんになるまでうちでのんびりしてもらいたかったのに。ネコだらけの窮屈な家が嫌だったのかな。約束破ってネコ増やしたのが嫌だったのかな。こんなにネコがいなかったら、体調の異変に気付いてお空に帰らなくて済んだのかな。アンディの時には無い後悔やショックで、ほんと、落ち込んでる。