とりあえず　なんとかなるさ　生きてれば

有川浩という作家の「クジラの彼」という本を読んで
泣いちゃった・・｡･ﾟﾟ･(>_<;)･ﾟﾟ･｡


クジラの彼

泣くような感動的なお話じゃないんですよ。
純粋に笑って読めるラブコメです。
自衛隊を舞台に隊員達の恋愛模様を描いた微笑ましいお話ばかりです。

じゃ、何で泣けるか。

登場人物たちがまぶしいんですよ。
遠距離恋愛だろうがなんだろうが貫いていく恋人達。
仕事も恋も全力な彼女。
それに応える頼もしい彼氏。
いいねぇ、若いねぇ、私の若い頃はこんなことはなかったよぉ・・

小説と現実は決して同じじゃないとは分かっているけど
何とも胸の中がちりちりとした思いがいっぱいになる。
もうそんな輝いている時は私には無いんだって思うと泣けてくるのかな。

この作家さんのものを最近集中して読んでいるけど
みんなヒロインが元気なのね。
で、自衛隊ものなんだけど、実際自衛隊に取材に行って
かなり実話を盛り込んで書いているそうです。

私は娘が生まれた時に仕事を辞めざるを得なくなったけど
未だに仕事に未練がある。
と言うか、気持ちよく専業主婦になれなかったね。
仕事を辞めてこの人に尽くしていこう、という気持ちにどうしてもなれなかったのさ。

別の人ならそういう気持ちになれたのか
それとも私の性分なのか、わかりません。

何を言っても今さらなんですけどね・・