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格闘技はきらいだ。
好きじゃないという遠回しな言葉を使うのさえいやだ。 私が10代、それ以前、格闘技はテレビでよく中継されていた。 プロボクシング、プロレス。 プロ野球と並んで、当時のお父さん世代はビール片手に楽しんでいた。 娘たちの、見たいテレビ番組を封印されて恨みの籠もったを冷たい視線なんか気づきもせず。 私は、小学生、中学生、高校生、12年間ずっとイジメの標的にされていた。 特に露骨にいじめてくるのは格闘技好きの男の子たちだった。 小学生の頃は技をかけられて、ケガをして泣いて帰った。 母親はどうしてケガをしたのか、より、服を汚したことに怒った。 さすがに中学・高校でそんなことはなかったが、ふてぶてしくなった私は余計に男子にいじめられた。 「男っていつまでもお子ちゃまなのよ。」 友人の慰めの言葉に納得しつつ、いつかあいつらまとめて殺してやりたいと思ったことも何度もある。 短大は女子大に進んだものの、所属していた演劇サークルはとうぜん女子ばかりで、男子の多い大学の演劇サークルと合同公演を行ったりしたが、そこでも、その男子たちは演目の中に、疑似プロレス興業を仕込んでくる。 やってらんねぇ。 その男子たちは、大学の単位を取れず、次々と大学を去っていったのがおもしろかったな。 格闘技が好き。 人の趣味だ、そのことに対して何もいうことはない。 ただ、私は嫌いだし、聞きたくもないんだ。 それだけだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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