インドネシアでのお仕事が終わります。
半年と言って出てきて、もう2年。
時の経つのは、早いなあ。。
インドネシアでは今、選挙運動真っ最中。
4月8日が総選挙。その後7月ごろに大統領選挙です。
私の赴任地でも、村への道、町への道。。道という道に選挙用の旗や写真が乱立する光景となりました。
ここアチェでは、やはり元GAMの政党が強いよう。その名も「ACEH」という赤い旗が目印ですが、最初は新しいタバコの銘柄かと思いました。。
ムラボーはのんびりしたものですが、他の地域では選挙がらみの暴力事件や殺人事件も起こっているもよう。やはり気は抜けません。
先日は県庁前の候補者のポスターに落書きがされていて、それを付け替えていた候補者の旦那さんが、銃で打たれて死亡という事件がありました。こわい。というか気の毒。政党内の指名争いが原因だそうです。
アジアの途上国で仕事をしていると思いますが、選挙というのはやること自体にはもちろん意味があるのだけれど、選挙ができる環境・社会をつくり、有権者となる人民を育てることこそが大事なのだなあ。。と感じます。選挙システムが万能で、どこでやってもささっと選挙が出来るわけでは、もちろん、ない。インドネシアでさえこういう感じですから、(元)紛争地域においてをや。
連立する選挙候補者のポスター、選挙前にいきなり増える公共工事、選挙がらみの暴力事件や誹謗中傷なんかを見ていると、民主主義というのは、やっぱり今のところのベストチョイスの一つでしかないんだろうかなあ。。という気がしてしまいます。
まあもちろん何だって万能ではないのだけれど。
選挙後、勝者と敗者が決まった後の方が、より危険だという分析をしている人もいます。
津波支援でたっぷり資金を得た反政府側と政府側が、いつまたドンパチを始めるかもしれないというのです。スリランカのように。
本当に現実となってもらいたくない最悪の予測です。
今、一緒に働いているスタッフたちや、村の人たちが、また紛争に巻き込まれるような未来には、絶対になってもらいたくないなあ。(スリランカの場合は、なりましたが。。)
私事のほうでは、屋台の焼き鳥(サテー)を食べて、ちょっとヤバイことになりました。
もう治りましたが。。さまざまな便を観察しました。
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