2007年11月1日
2007年11月の写真を確認していたら、この月には、(今はまだ…)ブログには書けないような物事が勃発していたり、その関連のあれこれが多かったのだということに気がつきました。いつか書ける時が来るのだろうか。。
そこで当たり障りなく写真をUpしておきます。
アチェ州のシムルー島に行きました。ここは非常に土地が平らで、津波の時には海岸沿いにあったほとんどの家屋が被害にあったそうです。
それでも津波の被害そのもので亡くなった人はいなかったそうです。島は100年前にも大きな津波に襲われたことがあり、その時の学びから言い伝えられてきた「海の水が遠くに引いていったら、山に逃げる」という言葉を島の人々が守ったからだと聞いています。
本当に人の手の入っていない自然、という感じでした。津波がなかったら、まだまだもっと忘れ去られたままだったのかもなあ。。
この島にも津波後は住宅、病院、保健施設の建設などの援助が入りました。
100年前の伝承が親から子へと伝えられ、それがまだまだ当たり前に生きているように感じられた、島でした。