2008年5月28日。
最初の掘削対象村落で、掘削完了。地下水にあたりました。
またしても普通の人が見ても楽しくもなんともない写真ですが、初めて水が出たときは嬉しかったなあ。
まあ、それを目的にしているので、出なかったら困るのだけれど。
地盤がゆるい土地で掘るときは苦労しましたが、帯水層にあたるのは比較的早かったようです。5日間くらい掘って、101mくらいの深度でした。
出るとなったらぼわっと出ます。
そして当たり前ですが、いっぺん出始めたら、止まりません。
(しばらく出水した後に蓋をしますが)
水が周りの土地にだらだらと流れ出して、広がっていって、慌てる村人(とスタッフ一同)。だから排水溝を掘っておいてと言ったのに~
おもむろに鍬を持ち出して、道路を掘り出してしまいました。道路の向こう側の水路に排水するため。まあ、それしかないと思うけど。でもいいのか!?
村長さん自らも鍬を持って手伝います。これで簡易排水溝もできて、一安心…。
村長さん曰く、「本当にうちの村に水が出るなんて、夢のよう…」とのこと。まだ夢心地のようすでした。
そうか~ どうもこの村の反応はいまいちと思っていたら、あんまり現実感がなかったんだろうなあ。。
この後はタンク、タワー、蛇口と洗い場のある給水施設の建設を村のワーカーさんを組織して行います。
(2008年5月)