2008年8月になりました。
この頃になると、対象6カ村の深井戸も着々と完成していきました。
そこで完成後の、村の深井戸管理運営と整備、修理のための研修が、村水管理委員会のメンバーを対象として開催されました。
こちらは深井戸管理運営のための講義の様子。
深井戸には地上ジェットポンプが設置されていて、電力で動きます。つまり電気が要る。
ミャンマーで事業を行ったときは、ディーゼルで発電機を動かさなくてはいけなかったのですが、ここはさすがインドネシア。電気は不安定とはいえ、ほとんどの村まで通っています。
講義では、ポンプ稼動のための電気代推算、集金の仕方、出納の仕方、記録のつけ方などを扱います。
村の会計は、だいたいどんぶり勘定ですが、どんぶりまかせにしておくと、不正が起きたり、大事なときにお金が無くて、修理ができずに井戸が無駄になってしまったりします。ここら辺は村の伝統的なシステムや考え方にも抵触する領域なのですが、村の人たちは講義中はハイハイ言っていても、後は自分たちの都合の良いように管理していきます。根気良く、モニタリングしていくひつようがあります。
講義が終わった後は、外に出て整備の実演。特に電気系統には注意を払います。
やっぱりこういうことは、皆好きそうです。。
でもほんとうかな~ ほんとうに整備してくれているのかな~
今でも心配です。。