460979 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

エレファントピア

エレファントピア

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Category

Freepage List

ミャンマーの思い出


バガンと村の生活


マウンドーの女性たち


瞑想の思ひ出


ヴィパサナー瞑想のやりかた


ミャンマー占い紀行


ミャンマーお祭り紀行


ミャンマー語あれこれ


ミャンマーと戦争と


ミャンマーと奢り


ミャンマーと私


ミャンマーの結婚(カンボジア)


国民性について


シンガポールあれこれ


シンガポール人と働く


シンガポールのイベント


シンガポールを食べよう


シンガポールの暮らし


シンガポールと不妊治療


シンガポールと犯罪


シンガポールの歴史


シンガポールの言語


シンガポールと離婚


シンガポールと車


シンガポール☆アイドル


シンガポールとメイドさん


シンガポールと子供


シークの結婚式


選挙


雑感


国際結婚について


革命家の星の元


スローキャリア


世界の値切り


アジ○モトにまつわる断片


教育と発展と


映画感想


花様年華(王家衛)


City of God (ブラジル)


オススメ南米映画4作


バラン(イラン)


裁かるるジャンヌ(ドライヤー)


鬼婆(新藤兼人)


秋刀魚の味(小津安二郎)


上意討ち(小林正樹)


15(シンガポール)


豚が井戸に落ちた日(韓国)


ミュンヘン(スピルバーグ)


カポーティ(アメリカ)


Born into Brothels(インド)


ナルニア国物語 ライオンと魔女


高慢と偏見(アメリカ?)


A History of Violence(アメリカ)


No Direction Home(スコセッシー)


春婦伝(鈴木清順)


惑星ソラリス(タルコフスキー)


バルタザールどこへ行く(ブレッソン)


殺人の追憶(韓国)


大菩薩峠(岡本喜八)


ミリオンダラーベイビー(アメリカ)


ホテルルアンダ(アメリカ)


Bad Education(スペイン)


アビエイター(スコセッシー)


パリス、テキサス(ベンダース)


キンジー(アメリカ)


カンフーハッスル!(香港)


Lost in Translation(アメリカ)


Look at me (フランス)


キャシャーン(紀里谷和明)


Usual Suspect(アメリカ)


Angels in America(ドラマ・アメリカ)


2046(仮)(王家衛)


北斎漫画(新藤兼人)


Open Water(アメリカ)


The Village(アメリカ)


The Return(ロシア)


山椒大夫(溝口健二)


太陽 The Sun(ソクーロフ)


母たちの村(セネガル)


The wind will carry us(イラン)


My Childhood(イギリス)


按摩と女(清水宏)


レスラー(アメリカ)


沈黙(篠田正浩)


ブロークバックマウンテン(アン・リー)


ウォレスとグルミット(イギリス)


誰も知らない(是枝裕和)


華氏911(マイケル・ムーア)


切腹(小林正樹)


ディア・ハンター(アメリカ)


スーパーサイズ・ミー(アメリカ)


戦争の霧(ドキュメンタリー、アメリカ)


三峡好人・長江哀歌(中国)


少女ムシェット(フランス)


若い娘 (ルイス・ブニュエル)


ゴモラ(イタリア)


ユゴ 大統領有故 (韓国)


MISHIMA a life in four chapters


訪れた国のことなど


アフリカの思い出


韓国の思い出


カンボジア旅行記


カンボジアの日々


プノンペン生活事情


プノンペン交通事情


シアヌークビル小旅行


クメール・パジャマ事情


ニッポンのODAinカンボジア


クメール・ルージュと歴史


カンボジアの農業


カンボジアの結婚式


タケオの霊


新装☆セントラルマーケット


インドネシア アチェの2年間


アチェの2年 2007年4月~12月


アチェの2年 2008年1月~6月


アチェの2年 2008年7月~12月


アチェの2年 2009年1月~5月


Profile

ねぴゅう

ねぴゅう

Favorite Blog

歯磨き粉と歯磨きジ… New! alex99さん

源氏物語〔10帖 賢木… New! USM1さん

鎌倉日記(極上生活… アトムおじさんさん
ベトナム便所の落書 キシ5954さん
Life goes on june17thさん
心のポテトサラダ のりまきターボさん
ベトナム流クッキング nabe3730さん
あやしいふるほんや… はるる!さん

Comments

よーこ2965@ Re:お世話になりました!(09/16) いましたよ~ またどこかでお会いできる…
よーこ2965@ Re:とてもひさびさ(04/08) お元気そうでなによりです。 日本は大…
よーこ2965@ Re:移動、移動、移動、勉強(01/22) お元気そうでなにより^^ 忙しいのも…
のりまきターボ@ Re:移動、移動、移動、勉強(01/22) ねじり鉢巻勉強、ご苦労様です。そんな中…
さごしラーメン@ がんば!! 年齢は、いたし方ないです。時間の経過と…

Headline News

Calendar

Archives

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2009年09月07日
XML
カテゴリ:インドネシア
2008年11月になりました。
とある問題を「11月までに解決する!」と宣言していたのですが、解決されていなかった月。。

2008年の8月、深井戸建設が終わって間もない頃でした。ある村(A村)からの帰り道、隣村(B村)を通過する時に、徐行していた車両の窓をコツコツと叩く人があったので、何気なく窓を開け、彼から手紙を受け取りました。
それを後部座席に座っていたスタッフに読んでもらうと、「うちの村にも井戸を掘れ。さもなければ、お前たちの車がこの道を通ることまかりならん」といった内容。。
え~~ん、ブラックレター(脅迫状?)を受け取ってしまった~~(;;)

さっそくその足で偶然中心地の市場に出てきていたA村の村長さんを捕まえて、こんな手紙もらっちゃった旨を伝えました。A村ではまだ浅井戸の建設が残っているので、こうした妨害を受けると、事業が継続できなくなるかもしれません。

そもそも同郡には43の村があり、そのうちの6カ村を給水事業の対象村として選んでいます。より水確保が困難な村を1年近くかけて調査し、選出した訳ですが、こうした選定の基準というのも、どんなに理屈で説明しても、全員に分かってもらうのは難しいものです。
A村は水を確保するのに、乾季には30分~時には1時間以上かけて川まで水を汲みに行っていたそうですが、メインロードに面したB村では、その道路を渡った先に政府の作った深井戸がありますし、村内のイスラム学校にも深井戸があります。全体的に比較すると、B村の水確保の困難は、A村他5カ村に比べると、さほど深刻ではない、と判断しました。
とはいえやっぱりこれは外部者の判断。B村の人たちからすると、不公平にも思えたのでしょう。

という訳で、その時からずっと、私たちの車両はB村を通る道を通れなくなってしまいました。スタッフらは手を尽くしてB村の有力者らと話しをし、村長さん、郡長さん、国会議員さん。。といろいろ助言を求めたけれども、確たる解決方法はなし。本当は地方行政が事業の安全を確保する責任があるのだけれども、なんだ~かんだ~とうやむやに。どうやらこの地域では、郡長が村長に対して絶対的な権力を持っている、、というシンプルなヒエラルキー構造にはないようです。それはそれでいいんだけど、この場合困る。。

B村もA村と私たちの団体に対して、強硬姿勢だけども、A村も負けてはおらず、B村からリクエストのあった深井戸からの配水システムを即時却下。両村ともこの件については、協調するつもりはないもよう。。

A村とB村の村人の仲も険悪に。。なったわけではなく、村人同士は全然普通に行き来をして、B村の何件かは、A村の深井戸から水を汲んだりしていました。A村村長の第2(第3?)夫人もB村出身。
だから~そうやって(?)仲良くやってくれればいいのに~~(;;)

私たちの車両は別の村(C村)の農道を通る迂回路を通ってA村に来ていたのですが、こちらの道は雨が降ると一気にぬかるんで、とても工事の資機材を運べるような道ではありません。そうこうしている内に、政府が(選挙前に急に活発になって)、C村経由の迂回路を舗装することになりました。

やった~これでこっちの道を通って事業が進められるかな?と思ったら、舗装はC村までで、B村には届かず。。舗装の質が悪いということで、業者が政府に首にされ、業者も政府がお金を払わないということで、消えていなくなり…。計画ではC村~B村~A村までの舗装工事だったはずが、哀れC村までの工事で終わってしまったのでした。(その2へ続く…)


やれやれ。。思い出しても、やれやれ。。です。

妨害という行為はいただけないけれども、個人的にはB村の人たちの気持ちも分からないではない。
しかし選挙前にこの件を使って、地域での発言力を強めようとしていた人たちもいたよう。。いろいろな要素が絡み合って、単純に水供給の問題でなくなってしまっているのが、おそろしいところです。
あんまり政治的な枠組みに巻き込まれないよう、注意しながら、解決を図る必要がありました。

人道支援的な行為といえども、全員が等しくHappyにはなれないのが、残念なところです。でもそもそも事業のリソースは日本の寄付者の人たちですから、こちらとしては、調査をして理屈を通して決めたことを、簡単に覆してバラマキに転じるわけにも行きません。


本当の「公平」とは何なのか?を考えさせられました。



11112008
ドリアンの季節です!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年09月07日 15時16分29秒
コメント(5) | コメントを書く
[インドネシア] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X