ぽっと。
すみません、こんな話題で…。
あんまりおかしかったので、思わず書いてしまいます。
3週間ほど前、イギリスのロンドン大学キングスカレッジの研究グループが、(一部の人々にとって)たいへんショッキングな研究結果を発表しました。曰く、
「Gスポットなんて、存在しない(G-Spot may be a Myth)。」
これに猛反発しているのが、ドーバーを越えたお隣の国、フランス(の、研究者、婦人科医、外科医、フェミニスト、の皆さん)。曰く、
「研究結果は女性の発言を根本から無視している!」
まず、びっくりしたのが、そんな研究してたんだ、キングスカレッジ…!
当スポットを発見したドイツの医師 アーネスト・グラヘンバーグ氏以来の大掛かりな調査で、1800人の双子の女性を対象にして、遺伝的観察を行ったとか。その結果が、
「そうしたスポットがあるという確証は得られなかった。」というもの。
さらにおもしろいなあ、と思ったのが、こうしてなんでも喧嘩…もとい、意見が合わず議論している両国陣営。。ケンカの歴史もバラエティーも半端ありません。
物事を究明せずにはいられないアングロサクソンの国、イギリスと、物事のあいまいさを受け入れながらそれを享受する、フランス。その差がくっきりと現れたトピックだったように思います。
こんなに医学的、学術的に議論されるようなスポットだったとは知らなかったけれども、これはとてもパーソナルである上に、個人の身体や心理状態も影響するし、社会的・文化的な背景やプレッシャーなどからも無縁ではないので、“解明”はそう簡単にはいかなさそう。だし、そもそも解明する意味なんてあるの?とあいまいなれしているのか、思ってしまう。
相方曰く、
「スポットの探求に血道を上げてるフランス人に、そんなこと言っちゃかわいそうだよ。」
いや、そういう話でもないんだけど…。
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