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おとといから昨日にかけて博多→岐阜と出張してきました。 最近、私の仕事の中身がだんだんとマーケティングからマネジメントにシフトしています。 もちろん、マーケティングを軽視しているわけではなく、むしろ売り上げ改善がもっとも優先される場合は最初からマーケティングを重視した戦略を組みます。 しかし、マーケティングが身に付いた会社は、次には当然のごとくマネジメントが課題になるわけです。 マーケティングは、売り上げを作るために実施するものです。 そして、マネジメントは売り上げを支えるためのものです。 さらに、上がった売上から利益を生み出して会社の運営を維持する会計。 経営の大きな要素はこの3点になり、同時に戦略を実行する時に問題になるのもこの3点。 現在利益が生み出せていない会社は、まずは利益を生み出せるようにマーケティングを実施するのも戦略です。 さらに利益を生み出した後、その利益をどう使うかも戦略。 そして、その「どう使うか」を前提に内部体制を整える(つまりマネジメントを実施する)のも戦略と言えます。 そのうえで、利益を出し、循環させ、その中で経営者とそこで働くスタッフの理想を実現する会社を作ることが大事なことと言えます。 もし、その理想が金儲けであれば、その会社の個性は利益誘導型になりますし、社会貢献を意図しているならば、(以前紹介したようなマザーハウスのような)社会貢献型のビジネス活動がその会社の個性になり、人作りが理想であるならば、人材育成がその会社の個性になります。 その流れの中で、マネジメントを重視すべき会社が、今私のクライアントさんに複数存在するわけです。 ただ、実際にマネジメント面を見る中で感じるのは、やることは経営者の場合もスタッフの場合も一緒だな、ということです。 その人の気持ちや思いをどこまで引き出せるのか? そして、その気持ちや思いをどうやって仕事に反映させるのか? です。 スタッフ側が求めているものは、表面的なものだけをみると、給料や労働時間といった条件面の改善のように思えます。 でも、じっくり話をすると出てくるのは「この仕事にやりがいを感じたい」という気持ち。 そして、何にやりがいを感じるのかは、人それぞれですが、後はその「やりがい」をどこまでこちらが用意してあげれるか、です。 こうやって書くと簡単に思えるかもしれませんが、マーケティングはスキルでどうにでもなるので結果が早いけれど、マネジメントはスキルでごまかせない部分の方が強いので、どうしても進捗が鈍くなります。 ただ、そこで進捗が鈍くてもやり続けるならば、3ヶ月後、半年後、1年後と確実に状況は変わります。 人間は物ではありません。 物を扱うならば、効率を優先してもどうにかなります。 しかし、人を育てるならば効率だけではどうしようもなく、非効率と分かっていても手を抜かずじっくりとやるしかない面もあるのです。 どこまで手を抜かずにじっくりやれるか? そこにはまた自社の理想を本当に実現したいと思っているのかどうか、という意思の問題もありそうです。 と、書いていると問題が錯綜しそうなので、ここで留めますが、要するに人と人の気持ちのやり取りには手を抜けないということです。 そこで手を抜くと、何でもないことが出来なくなり、手を抜かなければ当たり前のことが当たり前に出来る。 マネジメントや人間関係というのは、面白いな、と思いますよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 戦略的な経営を意識される方のための教材。 田舎のゲリラの戦略ノウハウの全てはここに語られています。 ”チャーミングビジネス研究会DVD” 詳細は↓をごらん下さい。 http://charming-business.com/seminardvd.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 繰り返しの中から商売人の基礎実力を叩き上げる”商売人の寺小屋” チャーミングビジネス研究会 第52回山口チャーミングビジネス研究会は11月18日(水)開催。 詳細は追って↓でご案内します。 http://charming-business.com/seminar.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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